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カテゴリ:ミュージカル
劇場は初日とはまた違った緊張と熱気に包まれていました。
今日のキャストは、 石井、岡、シルビア、新妻、河野、岡田、東山、佐藤、森・・・ お気に入りの役者さんばかりで嬉しい千秋楽です。 席は初めてのA席。一段上がりのW列センターで視界が開けとても見やすかったです。 でもやっぱり舞台は遠いので、オペラグラスは手ばなせず、結構肩こりました。 ・今日の東山アンジョ 登場のところから堂々とした声が出ていて、一安心。 途中微妙に音程が不安定になるけれど、熱さでカバーというところかな。 視線や顔の表情などでその時々の気持ちがより表現されてきたように思います。 最後の死の場面もほんとうにクタ~とした反りぐあいが素晴らしく、また、キュッと瞑った口と目がなんとも切ないですね。 3月に比べるとかなり声も響き、それに滑舌がよくなり、歌詞がしっかりと聞き取れるようになったと思います。 マリウスが弾を拾いにいこうとする場面、「行かせない~」の前に何か叫んでましたね。 マリウスが覚悟の抱擁をし、バルジャンがさらにマリウスの肩をつかみ抱き寄せる場面はやっぱり心動かされます。 必死にバルジャンを止めるアンジョ。これも5月に入ってからの演技じゃないかな。 以前は、どうしたらいいんだ~、と迷っているかんじでした。 ・何故か今日のコゼットは知念ちゃんだと勘違いしていた私。 プリュメ街の場面で、「あれ~今日は声が出てるな~発声法を変えたのかな~」なんて思って、オペラを覗くと、顔が違ってました(^_^;) 河野コゼットは初見です。私はたまきさんが1番好きかな~。 大阪でデビューの西浦さんはちょっと気になりますね。お顔も可愛いし。 (遠征はできないけど) ・岡ジャベールは、体調不良のことなど、私の頭のなかにあるものだから、先入観からか、顔色が悪く見えました。 声も本調子ではないにしても、迫力もあるし、18日に観たときよりジャベールの非情さや信念がよく伝わってきましたね。 ・石井バルジャンは、やっぱり良かった。対決でのジャベールとの息も合っているし。 司教様の場面は、顔をそむけるバルジャンの顔を手でこちらを向かせ、額にキスするのですが、ここもとても感動しました。 高野さんの声はいつも素晴らしいな~。 今日はとくに感情が溢れていて、私の周りではすすり泣きも聞こえてきました。 ・新妻エポニーヌ もともと好きなんですけど、今日はとくによかった。 コゼットを思い出すつぶやきの歌もしっとりとして印象に残りました。 これまで、ちょっとやりすぎかな、と思う演技もあったのですが、今日は抑え気味に感じましたね。 ・岡田マリウスは今日も恋に浮かれ足元がおぼつかず、ふらふらになっていました。 エポの死後、うなだれるマリウスの首の後ろに手をおき、ギュっとつかむアンジョの場面はツボです。 普通は頭撫でるよね、なぐさめるとき。なんで首なんだろう。 最後のカテコのときに、客席からどよめきが。 なんと、岡田アンジョと東山マリウスが登場してきたのです~。 岡田さんアンジョの赤いベスト着て、さらにサッシュまで締めて嬉しそうだったなあ。 ニコニコしていたけど、あまり似合ってなかったかも(^_^;) マリウスの服を着た義くんは、まあ普通に似合ってたけれど。 (地味だしね、マリウスの上着。) で、促されて東山マリウス、笑いながらうずくまっているコゼットにひざまずいて手を差し伸べていました。 その場であのポーズができるのは、さすがダンサー。 普通できないよね、あんな格好、急に言われても。 もう一方の足は綺麗に後ろに伸びていたし。 それをまた嬉しそうに見ている岡田アンジョも可愛かった。 そうそう、今日は千秋楽なので、ご挨拶もありました。 小鈴さんがたぶん付けたか提案したか、一輪の花を髪に差して東山アンジョ登場してきましたよ(^.^) 似合うところが恐ろしい。 というか、彼だったらバラくわえて出てきても私は驚きませんけど。 1番初めのご挨拶でしたが、ちゃんと考えてきたのでしょう。 よどみなく、きちんと喋っていました。(初ディナーショーのときの挨拶でのあの緊張ぶりとはまったく違って立派でした~) 大阪では政府軍に勝ちたいって言ってたな~ 遠征したくなりますよ。 上からスクリーンが下りてきて、歌詞が映し出され、皆で『民衆の歌』を合唱しました。もちろん客席も。 いいな~、こういうの。 私もスクリーン見ながら歌いました。 義くんも途中までスクリーン見ながら歌っているのが見えて笑っちゃいました。 見なくても歌えるだろう~~。 で、来年4月帝劇上演決定ですよ! 東山アンジョは再び帝劇で観られるのだろうか。 きっと出るよね。 楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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