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カテゴリ:演劇
貴重なチケット入手して行ってきましたよ、初台に。
平日マチネのせいか、井上作品だからか、客席の平均年齢が 高い~。 お年を召した方々がオペラで舞台覗いてました。 どなたのファンなんでしょう。 作:井上ひさし 演出:栗山民也 キャスト:内野聖陽、麻実れい、段田安則、梅沢昌代、大鷹明良、中村美貴、 酒向芳、吉田舞、藤木孝、平澤由美、辻萬長 ねたばれになるので、多くは語れませんが 騙し騙されの、えっとなんていうんでしたっけ、そういう劇(カメレオンズリップのような) かと思っていたら、ちょっと違いましたね。 それに内野さんが主役かと思いきや、とくに誰が主役と決められない話でした。 (まあ主役は遅れて登場するという約束事?からいえば、内野さんでしょうけど) 出演者皆さん実力が拮抗していらっしゃるので、誰を見ても面白かったです。 面白いといっても、戦争の話でのネタで笑っていいのか迷ってしまう箇所も 多々あったのですが、戦争をより身近にご存知だと思われる年代の方々に かなり受けていたので、笑ってもいいのかもしれませんね。 (あちこちで笑いが起こってましたよ~) 井上ひさしといえば、かなり昔「きらめく星座」を見たことがありますが、 たしかそのときも藤木さん出ていらっしゃって、インパクトがありました。 今回も要の役ですね。 段田さんはさすがの演技でしたね。 2月の「…我ら将門」のときよりもこういう役のほうが好きかも。 ミュージカルではないけれど、歌う場面が多くあり、生オケでしたよ。 たーこ(麻実)さんの声は心地よいし、内野さんも綺麗に歌っていました。 蜷川「ロミオとジュリエット」で乳母役の梅沢さんは、かなり押しの強い役でした。ちょっとくどいくらいかも。 でもあの面々を仕切っていくにはあのくらいの演技が必要でしょうね。 脚本の上がりが遅く、お稽古時間がずいぶん短くて初日の出来はあまりよくなかったという話も聞きましたが 中日も過ぎて、演技もこなれてきたようでいいときに観たのかもしれません。 そうそうロビーでジョン・ケアード氏をお見かけしました。 (帰宅後、レ・ミゼラブルのパンフレットでお顔を再チェック) ベガーズ・オペラ! 楽しみにしてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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