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テーマ:DVD映画鑑賞(14152)
カテゴリ:映画
帝劇で現在上演されているミュージカル「モーツァルト!」を異なる主役で2回見て
何故、わたしは井上ヴォルフにハマらなかったのだろう、あんなに事前に予習していき 、ファンサイトを読みで気持ちを高めていったのに という疑問に答えを得るため、映画「アマデウス」を見てみることにしました。 これは、ミュージカルとは違い、モーツァルトとサリエリとの関係をサリエリの回想(妄想?)により、描かれています。 映画のヴォルフはイカレタ天才ぶりがよく表現されてますね~。 公開されたときはかなりの話題になり、私も当時見ましたが 今回は、ミュージカルと重ね合わせながら楽しみました。 で、見終わって思うに 井上ヴォルフには、この狂気が足りないから物足りなかったような気がします。(歌声云々の好みもあるでしょうが) 狂気を表現するには、ある種の色気も必要です。 もともと井上くんの持ち味は好青年で、どちらかというと健康的なかんじ。(だからミーマイは楽しみです) 狂気を演技で出すのはかなり難しい。 若い男優で、それを表現できるのは私は藤原竜也くんくらいしか思い浮かびません。 では、中川ヴォルフはどうなのか、というと 彼自身が、演技しなくてももともとその天才ぶりを持っているので、それが舞台でも表現できるのでしょう。 そこが私の心には、彼のどこまでも伸びる歌声とともに響いてきたのだと思います。 映画に話を戻しますが、私が見たのはディレクターズカット版。 フィガロの結婚や魔笛の場面がえらく長かったので、そこがカットされていた場面なのでしょうか。 皇帝陛下のようにあくびしそうになりました(^_^;) たくさんの彼自身の曲が効果的に使われていますが、冒頭の交響曲第25番ト短調などはもうドキドキ感を演出するのにぴったり。 さらに最後のベッドからサリエリにレクイエムの曲を口頭で伝え書き留めさせる場面は それぞれのパートが頭のなかで鳴り響いている天才ぶりがとても伝わってくる場面です。 サリエリの想像を超えていたようでしたね、その曲は。 以前、市村正親さんが新聞のインタビューで、いつか私がサリエリで藤原くんのモーツァルトで「アマデウス」をやりたいと仰っていましたが 切実に実現を願います~。(同じホリプロだし) 見たいです~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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