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カテゴリ:ミュージカル
8/24-8/28 アートスフィア 1回目はストーリーを追いながら観るので、いろいろ言いたいこともたくさんあったけれど、 2回目は、あまりストーリーにとらわれず、ダンス集中主義で臨んだので、楽しく観ることができました。 (ホッ、よかった♪) 2回観て思ったことをあれこれ書き留めてみました。 ■とにかく感じたのは、2人(坂元・東山)の芝居、歌、ダンスのタイプが全然違うこと。 (天上界VS人間界との対照を狙ったキャスティングだったのかもしれないけれど。) それが当初のちぐはぐ感、芝居に入り込めないなにかの原因だったのかもしれないな~と今思い返しているところです。 同じ役(アンジョルラス)をやっていたとは思えませんね~。 同じ台詞、同じ歌でもまったく違ったアンジョルラス像だったでしょうね。 (坂元さん未見なので比較ができず想像でスミマセン。) ■冒頭の場面はどうなの~!? いきなり舞台半分上のみから始まるのですが、とっかかりって大事ですよね。 10分くらい上ばかり見上げているのは辛かったです。 天上の世界って、パックのような妖精の世界と予想していたのですが、 全然違いました。 始まりはもっと観客を惹きつけるような、幻想的なダンスシーンとかはどうですか? ふわふわ雲の上で踊っているような。 ドライアイスたいて、宝塚のような。 もしくは最後を想像させるような、中世のロミオとジュリエットのダンスシーンとか。 ■東山ファンとしては、 ダンスはこれでもかっというくらい見せてくれて、かなり満足ですが、 役作り(芝居)としては、物足りなかったかなあ。 まあそこまで演技力を求めるのは酷かもしれませんけど。 ライサンダーとアフロディーテが恋に落ちるところは、音楽や照明だけでなく、 もっとなんというか、雰囲気を2人でがっちり作って欲しいんです。 もう周りが見えなくなるくらいの勢いを。 そうすると、最後の場面ももっと意味を持ってくるし。 あ、アフロディーテのオペラ風の歌がえらく中途半端だった。 台詞も宝塚ちっくだったし、歌はもっと綺麗に高音が出ていたらな~とここも残念。 ■あの最後の展開は素敵でしたね~。 (ただ白い布を巻くという演出が、私にはちょっとダメでした。 なんかムズガユクなるんです) シェイクスピアの台詞が聞こえてくるのは、観客の想像力をかきたてて 切なくなってきますね。 ディカプリオが演じたロミオを是非義くんで、と思って見ていました。 正統派ロミオも似合いそう。 ■それにしてもレアちゃん、ダンスの技術がますますアップしていて とても魅力的でした。 思えば、レアちゃんの宝塚最後の公演になった「パッサージュ」を観にいったとき、 初めて見るその踊りに惹かれてチケットを買い足したっけ。 義くんと踊ると魅力倍増! 基本的に私は義くんはソロもしくは、男性と絡む踊りが好きなのですが (っていうかそういうのばっかりだよね) レアちゃんとならCLUBSEVEN2のような軽やかな美しいデュエットダンスをまた見てみたい。 またダンス共演してくれることを期待しています。 ■D☆Dのメンバーは皆ダンスナンバーで頑張っていましたね。 とくに歌手のお2人はダンスが上手になっていてびっくり。 2幕最初の2人の歌を聞くとなんとなくほっとするのは、DDファンになってきつつある証拠? メンバーのそれぞれのファンの方はどう感じたんでしょうね。 対決ダンスや椅子のダンスなど、見せ場はいっぱいあったけれど、群舞が多かったので、 もう少しソロが多ければよかったかな。 ああ、でも対決だから群舞であるところに迫力が生まれるのかも。 大阪公演は1回きりだし、はじけそうですね。 とくにパックとゼウス。見てみたいかも。 ※終演後、渋谷でゲキ×シネSHIROHを見て来ました。 金曜日に続いてハシゴでしたが、やっぱり1日2本はキツイ。 『まるちりだ~殉教だ~!』と心を揺さぶられながら、急にパックが頭に浮かんじゃったりして・・・(^_^;) もう一度行くのでそのときは集中します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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