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カテゴリ:ミュージカル
さっき大阪から帰ってきたところ。
7ヶ月ぶりのレミゼにまたまた熱く感動してきました。 1/8(日)マチネ 前方下手側端っこ 下手側からこの作品を見たのは初めて。 今まで見えなかったものがたくさん見えました。 今回のキャスト 別所・鈴木・ANZA・泉見・河野・シルビア・東山ほか 私、どうもシルビアファンティーヌに弱いみたいです。 あの歌声聞いただけで、涙腺が緩み、子を想う母の心の世界にどっぷりつかってしまいます。 5月に比べて、さらにまろやかな落ち着いた歌声でした。 もっと芯が強い、勝気なイメージがあったのですが、今回は登場シーンから儚げ(前回比)で 周囲に流されてしまうような弱い女性のように感じましたね。 別所さんは、現バルジャンのなかで一番のお気に入りです。 少し喉が疲れているようにも感じましたが、相変わらずの芝居達者ぶりが良かったです。 私がこのミュージカルでいちばん重きを置いて見ているのは、学生たちのシーンですが(言わずもがな♪)、 別所さんだと、バルジャン登場シーンも目が離せないので、お休みタイムが取れず、 3時間びっちりレミゼの世界に集中するので、かなり疲れます。 (失礼、お休みタイムと言っても寝ているわけではありませんので、他バルジャンファンの方許してね) で、大阪での東山アンジョルラスは、というと ・歌声が低く太く安定している ・音程の不安定さ激減 ・ジャベールの正体を知ったときに率先して銃を向ける(たしか帝劇ではやっていなかった) ・ワンデーモアで、私も戦おう~とマリウスがアンジョルラスの肩に手を置くと 少し振り返り軽くうなずいている ・砦の上り下り回数が減ったような?気がする つまり、7ヶ月経って、リーダーとしての余裕、統率力が増している! ということで、満足満足 となるところですが、 どうも私は3月、5月に見た、アンジョルラスが、 精一杯頑張っているけれど、いっぱいいっぱいのアンジョルラスが、 エポニーヌの死に直面して、どうしたらよいのかわからず、行き詰ったようなアンジョルラスが、 ジャベールに子どもの遊びと言われ、確かにね、と思えてしまうアンジョルラスが、 マリウスの戦う決意を背中で聞いて、でもそれに反応する余裕はなく、 まっすく前を見据えて行進するアンジョルラスが(←この場面は彼らの行く末を思うと泣けてくる)、 好きだったようです。 アンジョルラスというこれまでにない大きな役(しかも得意のダンス無し)に、あちこち頭をぶつけながら 挑戦していく義くんの姿が重なっていたのかもしれません。 ファンって勝手だな~って自分でも思いますけどね(笑) (そういえば、民衆の歌を歌いながら荷車の上で赤い旗振り回す場面。 荷車が一周半くらいまわっていました。 これは良かった。) 名古屋で、そして日生でさらに変化し続けていくんでしょう。 それもまた楽しみではありますが。 追記: バリケードで、弾を探しに行くというマリウスの歌のマイクが入っていませんでした。 その前からナマの声しか聞こえないな~と思った場面があったのですが、 あんな良い場面で、歌が消えてしまうとは・・・(涙) マリウス何にも言ってないのに突然「行かせない!それは危険だ!」とか アンジョルラス言ってるように聞こえるんだもん。 初見の人もたくさんいるだろうに。 その後のバルジャンの歌、ガブローシュの場面への繋がりも説得力が弱くなり、本当に残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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