|
カテゴリ:ダンス
3/25 18時開演
構成・演出 ユーリ・ン 出演 ソフィア・グメローワ 山崎広太 瀬川哲司 三木雄馬 中川賢 小池陽子 長井江里奈 丹羽洋子 薮田紗香 山本裕子 アーキタンツ東京湾スタジオ主催 バレエ『ジゼル』を基軸としながら、ウィリーからドラキュラ、フランケン シュタイン、カニバリズムまで、イメージを展開。(チラシより) 予想とは少し違う雰囲気ではあったけれども、活動弁士のみどりさん(澤登翠)の語りにのせて動くダンスは、新鮮に感じた。 のっけから、ダンサーが喋る。べらべらと。 ダンサーは寡黙なもんだと思っていたので、これもちょっとびっくり。 ジゼルのいろんなプリンシパルでのパターンを説明してくれる。 あ~Kバレエのジゼルやっぱり見たいな~なんて思いながら見ていました。 バレエ好きなので、ここは面白かったです。 喋っていたのは、主に女性と、グランディーババレエ団所属の瀬川さん。 男性がポワントで踊るのはかなりの技術が必要らしいね。 真面目に踊っても笑ってしまうね~どうしても(^.^) 音楽はグメローワが出ているところは、ジゼルから。 後は、なんだっけ。 雑踏とか? 三味線っぽいのとか? 他は活動弁士の語りがバックミュージック。 1幕は死体がいっぱい出てくるけど、別にオカルトっぽいとかそういうことはない。 死体が綺麗に動いている。 ワインは血? それを飲むことがカニバリズム? とにかく、今回のお目当ては、中川賢(さとし)くん。 去年の暮れの「RED SHOES,BLACK STOCKINGS ~彼と彼女が踊る理由~ 」で 初めて拝見したときも思ったんだけれど、 動きが綺麗で、清潔感がある。←「踊り」に清潔感があるという意味。 洗い立てのコットンに、アイロンをかけて、フランスのどっかの地方に伝わるレースを合わせた感じ。 ふわっと、コットンの香りがするイメージ。 だからと言って女性的では決してない。 あ~難しいな、説明するのは。 つたない私のダンサー知識のなかから、私が好きな義くん(東山義久)のダンスと比べてみようかな。 たとえば、右腕を下から上へス~っとあげる仕草があるとしたら、 義くんは、空気をなめ回すようなビロードのような色気があると思うんだけど、 賢くんは、色気とはまた違う魅力、空気を小気味よく、サっと切っていくような雰囲気。 で、2人に共通するのは、踊りにストーリーを感じさせるところ。(これは必須ポイントよ!) ソロで一場面、十分に持たせられるところ。 いつまでも見ていたいな~と感じさせるところかな。 あ、音楽がなくても、その動きだけのダンスで、観客を飽きさせないだろうなと思わせるところも似ているかな。 表情豊か(切なげ表情が多い)な義くん(最近は芝居もしているからか過剰気味でもあるけど)に比べると、わりと無表情に踊る。 無表情で、中性的。でも色気があるタイプではない。 すっごく華奢だけど、踊りには見ていて安心できる安定感がある。 べた褒めだけど、ホントにそう思ったよ。基礎がしっかりできているから、どんな振りでも自分のものに出来るね。 振りの『間』の取り方が好みなんだろうな。 2人ともわりと音をたっぷり目にとるよね。 この舞台が、たった2回きりだなんてもったいないし、5500円で見られるというのも贅沢だな~と思った。 (最前だったし。私のために皆が踊っているという錯覚に陥ったよ(^_^;) ) 三木雄馬さんも素敵だった。是非バレエの舞台で見てみたいと思った。 終演後、オギー(演出家の荻田さん)を見かけたよ。 それから、元トートダンサーの山田さん。 で、なんといっても、本日のビッグニュースは、アッキー~~! (3人とも友達が見つけたんだけどさ、私ボーっとしているから) アッキーは、himselfやred shoes~で賢くんと共演しているけど、まさか見に来ているとは・・・・ ロビーに出てきた賢くんとしばらく談笑していたよ。(オギーも) 物欲しげに?少し離れたところで見ていた私たち(笑) きっとまた共演することがあるだろうな。楽しみだな。 アッキーの歌に賢くんのダンス。 素晴らしい魅力的な世界が展開されることだろう。 ※金曜日の夕刊に森下洋子さんのコラムが。 「何のために踊るのか」というテーマだった。 「踊ることでたくさんの人々が幸せになり、大地が美しく喜びにあふれるようになれば」という言葉に感銘。 「何のために踊りを見るのか」 やっぱり幸せな気分になれるから、だろう、きっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ダンス] カテゴリの最新記事
|