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カテゴリ:ダンス
裕也さん、素敵~
(パンフのコメントにハートがついているところが、なんか笑えます。私の裕也さんのイメージどおり) 加賀谷さん、かわいいっ とにかく、この2人のダンサーを持ってきたことは大正解ですね。 裕也さんの踊りは、技術はもちろんだけれど、色気たっぷり。 男性ではなかなか居ないタイプのダンサーではないでしょうか。 あの伯爵の化身にしては、濃すぎる気もするけど(^_^;) 目が離せない~ ニ幕の悪夢のシーンは圧巻。 終わらないで~! ずっと続いていて~! と願ってしまった。 (ここの歌手の歌はいまひとつパンチがないよね~ダンスに負けちゃってますよ) 天蓋からコウモリがさかさまに降りてくる様子。 ぞくぞくしますね~ ミュージカルの曲に、裕也さんのダンスというのも、案外珍しい取り合わせなのかな。 (裕也さんのダンスを見るのは、デカダンス2003以来です) 腕をぶるぶる振るわせたり、体をくねくね、それこそ人間離れした動きが 吸血鬼の妖しさを表現。 「抑えがたい欲望」では、それこそ、伯爵の歌では表現できていない心の動きまで 踊っていて、化身ではなく、別物のようだった。 (ま、別物のようだというのは、作品上良いとはいえないわけだけど・・・) ちょっと照明が暗くて、表情がよく見えなかったのが残念。 もう少し前のほうまで来て踊ってください! で、加賀谷さんのサラの化身。 今日のサラは大塚ちひろさんでしたが(←とてもチャーミング)、入れ替わった瞬間を見逃していて、 あれ?急にサラの動きがふわっと軽くなったぞっと思ったら、そのときはもう加賀谷さんでした。 少女のまぶしい輝き。とっても可愛かった。 裕也さんと加賀谷さんばかり見ていたので、他のダンサーさんたちは、あまり観ることができなかった。ザンネン。 と、ダンサー中心の隔たった観方をしてしまったのは 作品の流れがね~とくに一幕は間延びしているというか、はっきり退屈だったからかも。 しかも、楽しみにしていたヘルベルトがなかなか出てこない。 いざ出てきたときは、この作品に吉野さんが出てくることさえ忘れていて、 おお~これが噂の・・・と慌てて認識したものの この出番の少なさは何? しかもこの印象の強さは何? ヘルベルト以外でも、もっと笑えて、まるで吉本新喜劇を見るような抱腹絶倒の舞台だったらよかったのに。 バランスがあまり良くなかった気がします。コメディなんだよね、これ。 市村さんは笑いがとれる芝居をしているんだけど、 それを受ける泉見アルフレートがいまひとつコメディ苦手なのか、もっと笑いをとれるのにぃ~という場面がたくさん。 (浦井アルフレートはどうなんだろう。←8月に見る予定) ソロは良かった。聞きほれちゃったよ。 いい声してるよね。 もしくは、いっそのこと、笑いは除いてしまい、たっぷり耽美系に徹してみては? ヴァンパイアというと、どうしてもそっちのほうが似合う気がするんだけど。 ウィーン版とかのコメディー度はどのくらいなんでしょう。 今さらだけど、市村さんの滑舌は素晴らしい。 あんな早口で、いっぱい喋っているのに、ちゃんと聞き取れる。 阿知波さんもそう。観客にハートを伝えるためには、まずちゃんと聞き取れる台詞・歌でなくちゃね。 駒田さんのクコールにはもう感服。 テナルディエの片鱗もない。 クコールにしか見えない。 生まれたときからクコールのよう。 クコール、愛しい存在だったね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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