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December 21, 2006
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カテゴリ:その他
トマス・H. クック作

緋色の迷宮


初めて読んだクックの作品は、「夏草の記憶」。
独特のタッチで進む彼の作品は、ミステリーの形をとってはいるけれども
人間の弱さ、を深く掘り下げたストーリーとなっている。
そして、結末はいつも、はっと驚かされ、胸が痛む。

今年9月に刊行された、「緋色の迷宮」はこれまでの作品と比較すると
淡々と話が進んでいく。
息子が少女誘拐を疑われる。
固いと思っていた家族の絆が実はもろく儚いものだった・・・

読み終わって、
どこか異国での出来事ではなく、自分の身に、明日にでも降りかかってきそうな
いや、既にそんな状態にあるのかも、と身震いするような怖さを感じた。
いつも一緒にいるのに、家族の本当の姿を理解できていない。
誤解なのか、真実なのか、判断するのは難しい。
それが、複雑に絡み合って、悲劇は生まれる。

好きな海外ミステリー作家は何人かいるけれど、評判がよく、何冊も出版されていくうちに
だんだん面白みがなくなっていく作家がザンネンながら多い。
クックも、何冊か前には、ちょっと作風が変わって、つまんないなと思ったけれど
今回はまあ面白かった。次の作品にも期待してます。

そういえば、パトリシア コーンウェルの新刊はもう出たのかな?





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最終更新日  December 21, 2006 10:41:37 PM
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