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カテゴリ:ダンス
2/11 @新国立劇場 (コンテンポラリーダンス公演)
小劇場だと思い込んでいたので、階段を上り、駆け寄ったら、真っ暗。 正しくは、立派で奥行きのある中劇場での公演でした。 演出、演奏は大倉正之助さん。この方の鼓と掛け声(っていうのかな?)、そしてネイティブ・アメリカン・フルート奏者のロバート・ミラバルさんの同じく演奏と声が音楽の要になっています。 パンフレットによると、ロバートさんはグラミー賞(伝統音楽部門・ベストアルバム賞)を受賞されているスゴイ方のようです。 お2人の声と演奏は、国や時代を超えて共通する魂のようなものを感じさせ、それが心地よく、風邪薬のせいで睡魔に襲われている私をさらにウトウトとさせるのでした・・・(言い訳) 振り付けは野坂公夫・武元賀寿子・内田香の3人。 武元さんと内田さんは、出演も。 (武元さんは帽子をかぶった貴婦人みたいなかんじの人かな。内田さんは赤いドレスの女性) メインダンサーは 明尾真弓・加賀谷香・新上裕也・辻本知彦・中川賢の5人。 ほかにアンサブルとして、28人(内男性は9人、佐藤洋介さん、山田茂樹さんも)が出演。 終わってからパンフレットを読んだので、観ている最中はよくわかっていなかったんだけど、まあ大まかな意図は理解できたと思う。 細かいところはよくわからないところもあった。 序 万物の生成 破 地上の人間達による混沌 急 再生と調和 賢くんが、えらくクルクルまわっているなと思ったけれど、これは風を表しているらしい。 トモくんは、緑の羽の鳥。 ちょっと役不足な感。あまり見せ場がないというか、ソロの場面ってあったっけ?? 同時にメインダンサーが、あちこちで踊りだすので、目がきょろきょろしてしまう。 私の場合は、賢くんを押さえつつ、トモくんをチラチラ見て、裕也さんにはイヤでも目がひきつけれてしまう、という感じ。 加賀谷さんの動きは相変わらずステキで、目が離せないし。 そんななかで、アンサンブルの佐藤さんが、かなり素敵に踊る。 足先まで綺麗で、あれだけたっぷりステキな佐藤さんの踊りを見るのは初めてかも。 他にも、アンサンブルの女性だけ、男性だけの群舞はなかなか印象的でした。 佐藤さんと踊っていた女性の動きも魅力的だった。 休憩なしの1時間40分くらい。 全体的に、とてもうまくまとまっていた。 けど、メインダンサーの見せ場が少なくて、ちょっと、イヤかなり物足りない。 せっかく魅力的なダンサーが出ているのだから、もっとガンガン、 そしてお互いを絡ませたものが見たかったな~。 中劇場は奥行きがあるので有名ですが、あまりに遠くて(席は前のほうだったのに)ダンサーの表情が見えにくかったのは残念。 先日テレビ(日テレ・スーパーチャンプル)に出演した辻本氏目当てで来られたかたも、 5月に元宝塚の朝海ひかるさんと共演する中川賢くんってどんな人だろう、と思って観に来られたかたも、 舞台が遠いのと、照明が暗いので、誰が誰だかわからなかったのでは、と他人事ながら心配に(^_^;) パンフレットには、次回公演のお知らせが。 ダンスプラネットNO.22 Life Casting-型取られた生命- 構成・振付は平山素子さん。酒井はなちゃんも出演。賢くんも佐藤洋介くんも。 6/1~3の3日間、3回のみの公演です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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