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カテゴリ:演劇
昨年11月に上演された「タンゴ・冬の終わりに」がWOWOWで放映されました。
ざっと流し見したんだけど、やっぱり生のほうが数段素晴らしいね。 というかこの作品は、テレビサイズではない。 例えば、冒頭の群集の場面は、一人一人を見るのではなく、 全体図を見ることによって、伝わるものがある。 ブランコの場面も、孔雀の場面も。 アップになるから、伝わる場合もあるけれど、 今回のこの作品は、舞台がひとつの絵のようであるから 部分部分を映し出されても、効果的ではなかったように思う。 WOWOWのサイトに蜷川さんのインタビューが。 http://www.wowow.co.jp/stage/ この作品に対する思いと 堤さんに対する印象を述べている。 硬派で、細かい感情表現をするよりぶった切ったような演技をする役者。 本人は、神経質で繊細である。 我々が情緒過多でやっていた作品が、もっと理性的になると期待した。 うんうん、とうなづいてしまう。 同じくWOWOWで、来月NODAMAP「ロープ」を放映。 4月7日(土)14:00~ こちらでは、野田さんがインタビューに答えている。 見終わって、家に帰って、じわじわと考える作品。 まさしくその通りでした。 ただただ、おもしろい、楽しい、感動する作品もいいけれど 考える機会を持たせてくれるような作品に出会えたこと それに藤原くんが出演していた巡り合わせに、改めて感謝したくなりました。 WOWOW視聴できる方々、お見逃しなく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 26, 2007 12:53:06 AM
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