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April 14, 2007
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カテゴリ:演劇
4/14 マチネ

作:矢代静一
演出:鈴木勝秀
キャスト:堤真一、高橋克実、長塚圭史、キムラ緑子、七瀬なつみ、西岡徳馬

チラシの堤さんがかっこいい。
筆を口にくわえ、乱れ髪に歌舞伎調の化粧。
これは期待するしかないでしょう~

爆弾ネタバレあり



******
先週、スズカツ演出の”ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ”千秋楽を見たばかり。
今回は打って変わって、硬派な和物。
太鼓と笛の音で幕開け。
おお~いきなりドドーンと惹き付けられる。
日本人の血が騒ぐってかんじ。

牢の中の写楽の台詞から始まる。
粋な風情は堤さんに似合うわ~
なんていうか、その物腰は、見ていて気持ちがいい。すかっとする。
写楽と歌麿の若き時代。
地獄絵を描きたい写楽。極楽絵を目指す歌麿。
狂言回し役の浪人・幾五郎(後の十返舎一九)。
1人の女性の死によって、三人の人生は大きな渦に巻き込まれていく・・・

って、導入部分はそそられるんだけど、
原作は四時間もの長さらしい。それをスピード感を与える為に二時間にしたスズカツさんの
演出は果たして・・・
原作は読んでいないので、はっきりしたことは言えないけれど、
はしょってしまってよかったのか?
上っ面を描いた軽い仕上がりになってしまったのでは?


堤さんやキムラさん、高橋さんが好演していただけにもったいない。
4時間でも面白ければ、客は付いていきますよ。
後半に向けて、盛り上がるべきところなのに、眠気が。


堤さんは、キラキラした目で自分の描きたいものを話す場面がいい。
後半は、自分を表現する場面が少なく(動きが少ないのか)、なんとも・・・
処刑場面は、席が近く、仕掛けが見え、少し興ざめ。
後ろの席だったら、どう見えたんだろう。

そういえば、後半は蔦屋(西岡)さんの喋りで話が進んでいってたね。
キムラさんは艶っぽくて、う~んイイ女。
お米役の七瀬さんは、少女時代はかわいくて健気で、ちょっとぼんやりした感じがよかったけれど、後半の内面の葛藤を表すところは手ごわかったよう。
(矢代さんの娘の)毬谷友子さんだったらこんな感じかな、と脳内で変換しながら見てしまいました。(七瀬さんごめんなさい)
西岡さんはちょっと苦手な役者さんだけど、今回はそのベテランぶりが芝居に安心感を与えていた。
軽妙な語り口の高橋さんは初見です。でもイメージどおり。飄々とした雰囲気で、でも温かさもある。
写楽に対峙する歌麿役の長塚圭史さん。
歌麿ってあんなにイヤ~~なやつなのか?
歌麿の表面上の性格以上のものが見えなかった気がする。
写楽にかける最後の言葉も、響かない。
難しい役なのかも。もしくは、はしょったせいで(またしてもスズカツ責任か?(笑))そこまで表現できなかったのか。



スズカツさんが持つ”間”が、私の好きな”間”と合わないのだろう。
写楽の死の場面は、もっともっと大仰でもいいのでは。
最後の極楽のような場面は、違和感も。
原作どおりなら仕方ないけれど、どうせ脚色しているのなら、
太鼓、笛で思いっきり騒ぎ、観客にカタルシスを感じさせてくれれば、と考える私は知らず知らずのうちに、蜷川演出に染まっているのだろうか(笑) 
(蜷川演出が必ずしも好きなわけでもないのに。藤原ファンになってから蜷川さんづいているからな~)
チケット発売当初から、コクーンで&堤さんということで、蜷川演出と錯覚しがちでした。
あ、違う違うスズカツさんだよ、と自分で何度も言い聞かせていた。


会場でもらったチラシの束のなかに
スズカツ演出・篠井主演「欲望という名の電車」の仮ちらしが。

11/16~25
東京グローブ座
ブランチ 篠井英介
スタンリー 北村有起哉
ステラ 小島聖
ミッチェル 伊達暁

というわけで、久世さんは出ないのですね~残念!

レインマンのちらしもあったし、年末には大沢たかお主演で「ファントム」も演出するらしい。
そうそう9月の「ラストファイブイヤーズ」再演も。
スズカツさんも蜷川さんばりに大忙しですね。


**蔦屋さんにもらったよ!↓





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最終更新日  April 15, 2007 01:22:35 AM
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