8/23（木）マチネ
ヴェニスの商人

これが本場イギリスの演出なのか～。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの演出家グレゴリー・ドーランの解釈は楽しく新鮮。その中で演技をする藤原くんの姿を観ることができて幸せな1日でした。
演出家に信頼されてるなあ。
今日の舞台の印象はそれにつきます。
嬉しいですね。

もちろん、市村さんや西岡さんらも素晴らしい。
（余談ですが、西岡さん、どちらかというと苦手なタイプの役者さんなのですが、今回のアントーニオは似合っていて、良い印象です）
ポーシャの寺島さん。
この役難しいですね。中学生の頃読んだ、簡略化された本では、ポーシャは利発で冷静な女性でしたが、一言で表現できる女性ではなさそう。
結構、その場しのぎで行動しているようだし。

侍女のネリッサ役・佐藤仁美さん（赤ドクロに出てましたね）がよかった～
声もいいです。
デシャバリすぎず、その場の空気をさっと読める女性。
寺島さん、いやポーシャも力強いでしょうね。

まだ始まったばかり。
これから、どう変わっていくのか楽しみ。
バサーニオも、もっともっと色づけされていくことでしょう。



ところで、この銀河劇場。
アートスフィアの頃から、何度となく通っている劇場ですが、
ホリプロ経営になったからといって、とくに改装したところもなさそう。（細かなところはわかりませんが）
依然、傾斜はゆるいし。

でも売店で売っている商品の数が変わってた～。
以前は、サンドイッチがちょびっとだけしか並んでなかった。
が、今日の売店は、ヴェニスの商人にちなんだカクテルなどドリンクの種類も多彩。
サンドイッチも何種類かあった模様。
お客さんの列もできていて、にぎやか（休憩15分しかないのに）。
商魂たくましいホリプロめ。
でもこの点については、嬉しいですね。

横浜方面からだと、品川駅東口からバスに乗るのが早い。
今日は往復ともバスでした。
私にとっては、意外に便利な劇場なのです。