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カテゴリ:演劇
いろんな舞台を観るのが好きで、
ここ数年は、コンテポラリーダンスなんぞにも興味を持って出かけているけれど、 小劇場関係には、なかなか食指が動かず、食わず嫌い状態です。 今回、仕事がらみで知った 横浜未来演劇人シアター ハマのメリー企画第3弾 野外ダンス公演 市電うどん 横浜未来演劇人シアター ↓ http://mirai-engekijin.com/ 動画↓ http://www.tvk-bb.tv/art-channel/artlog/2007/10/post_22.html を観てきました(11/2ソワレ)。 特筆すべきは、その会場。 赤レンガ倉庫やみなとみらいのホテルなどがすぐソバにある、いかにも横浜チックな海のそば。 特設Baysedeコンテナ劇場 いやあ、ホントにコンテナで出来ていました。 屋根にはビニールシート。 客席は、ちゃんと段々にベンチシートが並べてあり、後方でも見やすかったです。 (背もたれがないので、腰痛持ちの私は終盤辛かったですが) 左右の2回部分にバンドがスタンバイ。 パーカッション、サックス、チェロ。 生演奏なのですよ、贅沢ですね~ ストーリーは、今回の企画の大きなテーマ「ハマのメリーさん」。 ダンスと芝居で、伝説を再現。 それに市電の数え歌が、妙にマッチ。 うどんは・・・正直、よくわからなかった。 あの世とこの世、前世を表していたようだったけど、 唐突感は否めなかったかな。 うどんに絡まる厨房のおばちゃんの場面の前振りかな? 同行したハマっ子の知人は、実際にメリーさんを見たことがあるそう。 メリーさん専用のベンチなどもあり、皆が知っていて見守っていたというかんじなのかな? 屋根のビニールシートが、海風に吹かれ、波音のような効果音が。 ユニークなダンスにも、横浜のハイカラなレトロな雰囲気が表れていて、おもしろかった。 舞台奥の幕が開くと、後ろの空き地と、ひいては、通りの向こうの通路まで 役者が並び踊る。 背景にはみなとみらいの夜景が。 不思議な感覚に陥りました。 うまい演出だな。 印象に残ったのは、花火を持っている人の間をメリーさんが通り抜けるところ。 道を隔てた遠くにも花火が見え、しかも、だんだん消えていく切なさ。 今回の作品は 第1回フリンジフェスティバル の参加作品。 横浜から演劇を発信しようと、いろいろイベントも実施されている(流山児祥の名前も)。 こんなに近くでこんな活動がされてたんだ、と勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 3, 2007 05:22:18 PM
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