12/6　ソワレ

よっしー（井上芳雄）ヴォルフガングを観にいった。
基本、あっきーのM!が好きだから、この作品を観ているので、初演から数えても芳雄くんを観るのは2回目になります。


芳雄くん、歌声に深みが増していた。
高音も低音も安定していて、耳に心地いい。
これまでどちらかというと苦手な声だったので、ちょっとびっくり。


でも、やっぱりよっしーはよっしー。
丁寧に演じていたけど（ちなみに再演のときは天才を演じるその芝居が鼻についた）
天才、とか、狂気とかはなかなかね～
思慮深く見えてしまう。
狂気というより苦悩かな。
（今回は、よっしーもあっきーも大人なヴォルフだ）


とくに２幕の「何故愛せないの」は淡々と、朗々と歌っていて
あっきーのとは別の場面のようだった。
あと、仮面舞踏会の場面。
あそこの出だしの、左右に揺れる、なにかに引っ張られるようなあっきーの動きが大好き。
よしおくんの動きはつまんなかった(笑)


かなめ（涼風真世）の男爵夫人は、ピュアで声もかわいらしかった。←今日が初日
でもちょっと冷たい雰囲気もある。
たーたん（香寿）とはまた違った男爵夫人。


コロレドのあの場面はスゴイことになっていた。
きたきたきた～
とか
さっき行ったのに～
とか。

以前はその笑いをとる芝居がイヤだったけど、だんだん慣れてきたかも。
素直に笑ってしまった。
ジャンバルジャンでの笑いをとる芝居は×だけど。
アルコ伯爵、もっとちゃんと御髪を整えてあげてよ～なんて思いながら見てました。


アマデはほたるちゃん。
線が細くて、印象が少し薄い。


「影を逃れて」のシカネーダーの顔が怖い。
濃い化粧顔で目を見開くので、舘さまを思い出してしまう。
去るときのポーズの意味は？


帰る道すがら聞こえてくる観客の声が新鮮。
「足が長くてすてき♪」
「もうメロメロになっちゃった」
「ああいう弟欲しい♪」
あっきーの回では聞けない感想(笑)
（弟にしたい、はあるかな？でも何かに憑依されたような弟はちょっと怖いかも）


次は2週間後の予定。