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カテゴリ:演劇
来年、蜷川さん演出で、竜也くんが武蔵を演じるというニュースが先週私の周りを駆け巡りました。
小栗くんと共演ということで、まず頭に浮かんだのがチケットの取りにくさ。 去年のカリギュラはそれはもう大変でしたから。 で、やっぱり観る前に吉川英治の「宮本武蔵」は読むべきでしょうね。たしか高校生のころ読んだ記憶があるのですが鮮明ではない。 脚本は井上ひさしさんなので、硬すぎず多少笑いもあるストーリーなのかな。 私の武蔵像は、やはりNHK水曜時代劇「宮本武蔵」。 武蔵といえば役所広司! で又八は(ザンネンながらエビさま武蔵の堤真一)ではなく奥田瑛二、なのです。この又八演じる奥田さんはすごかった。(クセありすぎ) 竜也くん26歳で武蔵は若いな~と思ったけれど、調べたところ、当時の役所さんは28歳だって。 28歳であのワイルドさ♪ 竜也くんにも期待したいところです。 巌流島の戦いも諸説あるようですが、やはり若いときの話ですし。 小栗くんの小次郎は美しくため息ものでしょうね。 立ち姿が武器の役者さんだと思いますが、芝居ではどう竜也くんに向かってくるかこれも楽しみ。 今回は、お通は杏ちゃん、おばばは白石さんでしょうね(コワイ)。 又八は横田さんあたり? 沢庵和尚は鋼太郎さんかな。 で、タイトルの武蔵と聞いて何を思い出したのか?ですが 2005年夏に熊本の金峰山にある霊厳洞を訪れたこと を思い出したのです。 武蔵が晩年(1643~1645)にこの洞にこもって「五輪書」を執筆したといわれているんですね。 写真を撮っていたので、いくつか載せます。 私と連れのほかに訪れる人もおらず、鬱蒼とした木々の中で当時の武蔵の生活を想ったものです。 入り口からこの洞に至るまでには、岩肌に五百羅漢が並んでいます。 雨風にさらされた石仏の表情やその神秘的な空気に恐れをなして思わず引き返そうとした私でした。 こんな場所で晩年を過ごした武蔵… 禁欲的に自らを律した剣の達人を演じる竜也くんの姿は、案外容易に想像できますね。 じっくり準備して素晴らしい舞台を見せてもらいたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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