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カテゴリ:ミュージカル
7/6(日)11:00開演
久しぶりに東京宝塚劇場へ。 11時開演は、休日を満喫できるからいいね~ さて、月組観劇はいつぶりでしょうか・・・ どこかにこれまでに上演した一覧表はないのかな。 たぶん、リカちゃん時代のガイズ&ドールズが最後かな。 キリヤンのアデレイドを見た覚えがあるので。 最近はよっぽど観たい演目がない限り、宝塚は観ないので、スターの系譜もわからない。 今回の舞台でもなじみがあるのは、麻子ちゃん(瀬奈じゅん)と未沙のえるさん、出雲綾さん、キリヤン、くらいかな。後は名前は知っていても顔がわからない状態。 そんな最近の状況を知らない私なので、当然感想も的外れかも。 ファンの方は読まないでくださいね♪ 剣&こだまの初演の印象が強く、天海時代のミーマイにがっかりしたクチです。 なので、今回もあまり期待せずに劇場に向かいました。 麻子ちゃんってコミカルな演技は得意なのでしょうか。 少し流れが悪いところもあったけれど、人のよさそうなビルを温かく演じてましたね。 相手役のかなみちゃんは、ビジュアルはサリーにぴったり。 少し野暮ったいところなんかも。 声が少し枯れていたかな。 終盤ですから仕方ないかな。 この話の要はサリーだと思うんです。 どれだけサリーのビルへの愛情が観客に伝わるか。 かなみちゃんのサリーは、理屈ぬきにビルのことが大好きでしたね。 それだけで、観てよかったなと思いました。 マリア叔母さんの出雲綾さんは、もう少し冷たく演じるのかなと思いきやなかなかあたたかく、キュートでした。 春風ひとみさんのマリアおばさんを彷彿させました。 最後のキスの場面の泣き笑いのような表情(まではみえませんでしたが)あそこが、すべてを表現してるんですよね。 ビルのことを本当に愛していることに気づかせる場面。 大好きな場面です。 キリヤンのジョン卿は、少し若いかなと思ったけれど、さすがにそつなく演じていましたね。安心感抜群です。 のんちゃんのジョン卿も若かったし、初演の郷真由加さんも若かった。 二番手の役としては老け役でかわいそうな気もするけれど、役自体が少ないですから仕方がない。 ジャッキー。 身のこなしが美しいですね。 もう少し声に色気があると、ジャッキーとしては完璧なんですけど。 ま、少しおとなしいジャッキーではありましたが。 ジェラルド。 芝居が一人浮いていましたね。 あのDAIKON演技で、あの立場の役をもらえるところが、いい意味でも悪い意味でも宝塚だなあって思いました。 ジェラルドってしどころがなく、難しい役ですけど。 ジャスパー卿。 この人もちょっと芝居を壊していたかな。 壊すというより、ジャスパー卿の存在を軽視しているかのような浅い演技。 この役大好きなので、とても残念でした。 ヘザーセット。 初演の星原さんのなんだかアザラシのような髪型や、立っているだけでなんとなくおかしい佇まいが懐かしいのですが、今回もなかなかいい味出してましたね。 出すぎず、引きすぎず。 こういう芝居は好感持てますね~ パーチェスター。 今回の観劇の目的はこの人と言っても過言ではない。 懐かしすぎて涙が出そうでした。 見た目も初演と全然変わらない。お若いですね~ ソフィア・ブライトン 綺麗な人ですね。目をひきました。 ジャッキーをダブルキャストで演じた男役さんですね。 どんなジャッキーだったのでしょう。 大人っぽいソフィアさんでした。 ビルが葡萄を食べたり、お酒を飲んだりする場面は初演のときからお気に入りです。 ビルの友達のボブ。 いや~ボブ登場場面で、東宝版を思い出して笑いそうになりました。 ここの大須賀さんはインパクト強かったですから・・・ この後の幻想の場面はさすが宝塚。 ステキでした。 (サリーがせりを上がりきる前に盆が回るところは宝塚ならでは!) 去年の東宝版を観たときも感じたのですが、やはりこの作品は古くさいですね。 ギャグも歌詞も今の時代にはそぐわない。 なにより、シンデレラに仕立て上げられたサリーは幸せになれるとは思えないのです。 お転婆で奔放に動き回るサリーはとってもキュートですが、プリンセスに変身したサリーは窮屈そうで魅力的には見えませんでした。 結局、あの家を飛び出しランベスの生活に戻るのでは、となんとなくもやもやした気持ちに。 ま、そんなに難しくあれこれ考えるミュージカルではありませんが。 今でも残念に思っているのは、久世・風花版を見ていないこと。 久世ファンとしてもまったく心残りなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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