|
カテゴリ:演劇
8/24(日)マチネ@さいたま芸術劇場
なかなか発表されないキャスト陣。 アニメ原作で、しかも原作は完結していない。 同じ日に西の方で、気になる作品の千秋楽。 とあまり気乗りしないまま劇場入り。 でも3時間弱、どっぷりのガラスの仮面の世界に浸ることができました。 北島マヤになりきっていた大和田美帆さん。 初めて拝見しますが、これまで見聞きしていた評判を裏切る演技(すみません、あまり期待してませんでした)。 演出のせいというのも多分にあるでしょうが、演劇天才少女にちゃんと見えた。 演技も台詞も丁寧で好感。 亜弓役の奥村佳恵さんは、バレエ経験はあるもののお芝居は初めてとのこと。 硬い演技が逆に亜弓さんのプライドの高さや芯の強さを表していました。 ダンスで表現されたサロメの場面は目が離せない。 これからの成長に期待です。 サロメの場面、リフトでのポーズがとても綺麗だな~とじっと観ていたのだけれど、リフトが綺麗、ということは支えているダンサーが上手ということ。 あ!やっぱり桜木くんがいる。 今回、私の一番のお楽しみはダンサー桜木涼介。 ダンス要員かと思いきや、結構台詞もある目立つ役。 頑張ってますね。 演技もよかった。これから活躍の幅が広がりそう。 蜷川さんの舞台で、桜木くんを観れるとは。 うらんさん繋がりでしょうね。 演劇界の話なので、いろいろなところで胸を打たれるポイントが。 いつの間にか始まっているオープニングから、バックステージツアーの観客をも巻き込み、客席一体型に。 雨の音と拍手の音を重ねた演出もなかなかでした。 (ちょっとオレステス思い出した…あれはずっと重く哀しい雨だったけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[演劇] カテゴリの最新記事
|