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カテゴリ:演劇
12/6(土)マチネ
新国立劇場中劇場。 劇場へたどり着くまでが大変だった。 いつもは新宿で京王新線に乗り換えるのですが、 何を思ったか、渋谷で降りてバスに乗ってしまった。 バスで行ったことなんかないのに。 時間の余裕もなかったのに。 はぁ~(自分で自分の行動がわからない) 観劇で遅刻はめったにしないのに、よりによって堤さんの舞台で 遅刻か~なんてバスのなかでぼんやり考えてました。 13時開演のところ13時1分に新国立劇場前というバス停に着き、 歩道橋を渡って劇場へ。 中劇場はエントランスから結構距離がある。 (普段なら、歩くごとに演劇の世界へ入っていける素敵な空間なんだけど 遅刻しているときは、この距離が恨めしい) 数人走っていたけど、どうせ冒頭部分は中に入れてもらえないだろうと思い、早歩き程度で急ぐ。 と、係りの人が「もうすぐ開演です~」と叫んでいるではないですか。 あら、ラッキー。 座席に座って、友人とお喋りしてもまだ始まらない。 休憩なしの2時間ちょっとだから、トイレに行っておけばよかったかもなんて考えていたら、やっと暗くなり始まりました。 演出:鵜山 仁 キャスト:堤 真一、秋山菜津子、高田聖子、田島令子 川辺邦弘、松角洋平、窪田壮史、三原秀俊 眞中幸子、坂田 聡、磯部 勉、金内喜久夫 段田安則 >フランス古典劇の巨星ピエール・コルネイユ(1606~84)が自ら「奇妙な怪物」と呼んだ『舞台は夢』。劇中劇のスタイルを巧みに操り、舞台ならではの趣向をちりばめた、不思議な魅力を秘めた傑作です。 (新国のHPより) 1600年代! 古いわね~ でも恋愛の駆け引きなどエピソードは洒落ている。 最後はちょっと肩透かしではあったけど、結末を知ってもう一度見ると違った見方ができそう。 舞台装置としての布の使い方が面白かった。 計算された綺麗な形。 高田聖子さんが彼女の持ち味を生かして、召使を楽しく演じている。 衣装はどれも素敵でした。 堤さんの独特の声と台詞回しが心地いい。 段田さんも。 今回は、客席が舞台をはさむ形。 前回の堤さん出演作「人形の家」もそうだった。 コメディというので、結構笑えるのかと思ったけれど そこは現代の笑いとは違い、くすりと笑うくらい。 3日に幕が開いたばかりなので、後半はもう少し笑いが起こるようになるかも。 前もって下調べしておいたほうが楽しめるかもしれません。 そうそう、劇場内に来年2月に行われる森山開次作品集の素敵なポスターが貼ってありました。 ↓東京オペラシティのクリスマスツリー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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