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カテゴリ:ダンス
3/7の「ムサシ」観劇後、次の観劇日まで
いろいろなサイトや雑誌を読みつつ思いを馳せる毎日。 そんな中、昨日の夜NHK芸術劇場で放映されていた「ベジャール・ガラ」の録画を見ました。 ギエムのボレロを見るのは初めて。 以前、もう踊らないと言っていたような覚えがあるけれど 追悼公演だから、特別なんでしょうね。 イントロ部分が流れるともうそこはベジャールの世界。 ラヴェルの曲の素晴らしさと相まって、体の底から突き上げられるよう。 静かなエネルギーが沸々と湧き上がる。 体全体が研ぎ澄まされて、一瞬のスキもない。 私は画面に吸い寄せられ、最後には涙まで流してしまいました。 テレビなのに。録画なのに。 これを生で見られた人は幸せですね~ で、頭から離れない「ムサシ」に話は移るのですが 竜也くん演じる武蔵もその研ぎ澄まされた集中力や動きがひとつの魅力となっています。 たっちゃんの芝居って、台詞がなくても、自分にスポットライトが当たっていなくても その存在からいろいろなものが静かにこちら側に伝わってくるんです。 そういう点がコンテンポラリーダンスと通じるところがあると思うと以前から思っていました。 音や衣装や照明などを全部捨て去っても、己の体ひとつだけで奏でられるメロディ、とでもいいましょうか。 見ているこちらも身が引き締まるような隙のなさ。 それが今回のムサシでは、あちこちで見られる。 なんと贅沢なこと! 来月の観劇が待ちきれない~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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