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カテゴリ:演劇
3/26(木)ソワレ
ねたばれあり 犬顔家といい、この蜉蝣峠といい、クドカンと新感線って相性どうなんでしょう。 表面的な笑いの中に何か深いものがあるのかもしれないけれど 狙いとは違う穴を覗き込んでいるのかも、私。 東京の笑いと大阪の笑いの違い? 古田新太、堤真一、勝地涼、橋本じゅん、高田聖子などなどの役者をそろえていて なんとももったいない!というのが第一印象。 登場人物に感情移入できないんですよね~。 感情移入できないようにワザと作っているようにさえ思える(以前観たウーマンリブシリーズもそうでした)。 それはそれでいいんだけど、「朧の森に棲む鬼」のようなカタルシスをもたらすような作品を期待している観客は肩すかしをくらうでしょう。 あっぱれと闇太郎との確執って? お菓子ちゃんは何故サルキジを? 善さんは何故闇太郎を? 理由はなんとなくわかるけど、ズンと心の奥底までは届かなかった。 説得力がない?(笑) ただ、最後の立ち回りは素晴らしい! 堤さんのファンだからというだけでなく、あれだけ殺陣がカッコよく決まる人は他にいるでしょうか? スピード感もあり、イチイチ型がキマル。 刀を背負ってポーズをつけるところなんて、もううっとりです。 あの場面と、勝地くんの魅力で11000円払ったようなもの。 勝地くんは口跡もよく、声も心地よい。 若いながら、自由自在に芝居をしている印象。 これから注目の役者さんですね。 この役を経て、カリギュラのシピオンをまた演じたらどうでしょう。 妄想するだけで楽しめます(笑) ま、お楽しみもいろいろある作品ですが、全体的には前回の「リチャード3世」のほうが好きでした。 客席で久世星佳さんを見かけました。 いのうえ歌舞伎での久世さんも見たい! ってアンケートに書いてきましたよ。 いつものように、山本耕史の名前も書いてきました。 実現しますように! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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