|
カテゴリ:演劇
8/15(土)18:30開演
あ~暑い! お盆に怪談。 少しは涼しくなるかしらと、シアターコクーンへ行ってきました。 作 大西信行 演 出 いのうえひでのり 出 演 段田安則、伊藤 蘭、瑛太、秋山菜津子、千葉哲也、柴本 幸 他ほか 新感線のいのうえさんがコクーン初進出。 瑛太くん初舞台。 という話題の舞台です。 出ずっぱりの段田さんは、1幕と2幕の時の流れもしっかり踏まえて、 要所要所をしっかり締めてました。 今回のメインは、芝居よりも、ビックリのハプニング。 幽霊にとりつかれてしまった新三郎(瑛太)がお祓いのために 和尚様からお札と金無垢の如来像をもらう場面で 和尚様、台詞が出てこない… 何度かチャレンジするが、ダメ。 なんとも言えない妙な間が劇場内に流れます。 瑛太は素で笑っちゃってるし。 一瞬、固まってた段田さんが、話に割って入って無事に話は流れました。 よかった~ ここに段田さんがいて、と客席の誰もが思ったことでしょう。 瑛太だけだったら、と思うと、ホント背筋が寒くなります(怪談だけに)。 いのうえさんならではの演出も随所に。 冒頭の船の場面は、盆を上手く使って、ホントに川を渡っているよう。 雷の音や光も効果的。 切っても切っても死なないお峰(伊藤)はホント恐ろしい。 蘭ちゃんは熱演していたけど、余裕はない感じでした。 それに声もちょっと枯れてきている? あれだけ台詞があるから大変でしょうけど頑張ってください。 秋山さんと千葉さんの夫婦が切なく、哀しい。 足をひきずる千葉さんに見覚えが。 同じコクーンで上演されていた「人形の家」でも足が不自由な役でしたね。 初舞台の瑛太くんは、顔が小さくて周りの人たちとは違う星の生き物のよう。 芝居はなんとか形を追うだけでいっぱい。 台詞を言っていないときに、棒立ちになってしまうのは初舞台だから仕方がないのかな。 (もう棒立ちの印象しかないくらい…) 逆に変に動いちゃうよりはいいかも。 暮れにはケラさん演出作品にも出演ということで、なんとも羨ましい舞台デビューですね。 幽霊のお露さんは柴本幸さん。 (東京大空襲コンビです) がたいが良くって、幽霊に見えません。 イメージが京野ことみにダブる。舞台での印象が似てると思う。 台詞も棒読みなのは、この世の人でない設定なのでOKでした。 下女のお米さん役の梅沢さんがしっかりとフォロー。 梅沢さんは2役こなしてました。 怪談話だから、特に共感したり感動したりということもないんだけど、 役者の粋な喋りや仕草を楽しむことができました。 客席は満席。立ち見もちらほら。 米倉涼子さんと高橋克実さんを見かけました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 17, 2009 01:05:50 AM
コメント(0) | コメントを書く
[演劇] カテゴリの最新記事
|