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カテゴリ:ミュージカル
1/28(土)18:00@青山劇場
アフタートーク付き♪ 作曲 ベニー・アンダーソン ビョルン・ウルヴァース(ABBA) 原案・作詞 ティム・ライス 演出・訳詞 荻田浩一 音楽監督・ピアノ演奏 島 健 フローレンス 安蘭けい、アナトリー 石井一孝 アービター 浦井健治、フレディ 中川晃教 スヴェトラーナ AKANE LIV チェスの精 大野幸人 池谷京子、角川裕明、田村雄一 ひのあらた、横関咲栄 コンサートだとちょっと侮っていたら、とても充実していていい意味で裏切られた公演でした。 とにかく、歌をニュアンスまで伝えられる役者(石井さん談)がそろっているので それだけで満足できるのです。 主役4人は他の人では想像できないほどぴったりはまっている。 ただの三角関係ではなく、米ソ冷戦という時代背景があるのも作品の魅力のひとつになっているように思います。 ただ、若い人たちにはピンとこないかもね。 瞳子ちゃん(安蘭さん)は宝塚時代にアイーダを観て以来久しぶりに拝見。 とても綺麗だし、変に“おんなおんな”(退団後のスターにありがちな)していなくてキリっとしているところがステキ。 目ヂカラも強く、アッキーも浦井くんもたじたじのよう(^.^) 細いのに、よく声が出るな~って思いながら観てました。 宝塚もそうですが、真ん中に立つヒロインは歌も、芝居も、ダンスも、そしてスタイルもとたくさん要求されて大変ですね! 石井さんはこれも久しぶりで、バルジャンぶり。 聞かせどころの1幕最後の「Anthem」ほか、アナトリーの人となりまで伝わってきます。 コンサートバージョンだから、かなりストーリーや役も端折ってるし、曲もカットされているので、予習なしではストーリーも分かりづらそう。 私はCD(ロンドン・ロイヤルアルバート劇場での収録)で、何度も曲をリピートしました。英語はわからないので、せめて曲だけでも、と。 瞳子ちゃんとのデュエットも合っていたし、並びも似合っていた。 初共演だそうですが、仲良しさんでした(by トークショー) アッキーは去年のUnderground Paradeぶり。 しかも、今回のフレディは天才で、わがままで、繊細で、少年っぽくて とアッキーにぴったりの役どころ。 歌もこれでもか、と聴かせてくれる。 アッキーが歌うと、リズムや音が体を突き抜けて、こちらまで届いてくる。 まるで私が歌っているような、そんな心地よい錯覚に陥る。 そして、アービター(審判)の浦井くん。(こちらはつい最近のアルフレートぶり(笑)) まず、ビジュアルが…他の人と違って化粧も衣装も濃い! 記者会見の記事を事前に見たときに、1人この恰好ということは演出がそういうことになっているんだなと気づいた。 それまでは、世界を支配するのはダンサー(大野くん)の役割かなと思っていたのでこれはちょっと意外でした。 ロングの巻き毛にブルーのキラキラアイシャドー。 衣装もまるで宝塚の男役。 トークショーで浦井くんが言っていたように、この見た目だけで俯瞰する立場が観客に理解できたのではないでしょうか。 ただ、やっぱり立ち位置がダンサーとかぶってしまうので、ちょっともったいなかった。 ダンサーの衣装がデコラティブだったので、もっとシンプルにするか、いっそのことアービターがダンサーも兼ねるというのはどうかな?(^_^;) もちろん、大野くんのダンスは素敵でした。 数年前のウーミンでかわいい雰囲気を振りまいていたのに、今回はとっても男くさかった。 髭も生やしていたし… 私はかわいい大野くんの少年っぽい雰囲気が好きなんですけどね。 アフタートークは、司会の方もいましたが、ほとんど4人で喋って進行していましたね。 みなさん、2回公演後なのに喋る喋る。 沈黙がない!楽しかったです。 東京公演4日間とは短すぎる。 セットも凝っていたし、アッキーが「もしミュージカル化するとしたら」って言っていたので、ミュージカルとして実現するか、少なくともコンサート再演はあるのでは。 ミュージカル自体は海外でも評判がいまいちのようなので、私はコンサート版再演希望。 CDもぜひ出してほしい。歌う側はとっても難解な曲ですが、どれも素敵なメロディーなのです。 もう一度あのすばらしい歌声を体感したいので、大阪遠征決定です(^_^;) 1階D列・S席11000円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 29, 2012 10:51:41 AM
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