2/24（金）19：00＠オーチャードホール

Te ZukA（テ ヅカ）

大変疲れていて意識朦朧。
でも、とてもよかったので、メモ。

もっと難しい作品かとおもっていたけど
音楽も映像もダンス自体もとても面白く飽きがこず、すばらしかった。
どれ一つとっても、それだけで十分楽しめる。
コンテンポラリーダンスって、踊り手や作り手の自己満足的（と思えてしまう）作品に出会うことがある。
わざと小難しくしてるのかっ！というのとか…
やっぱり観ていて心弾んだり、どこか琴線に触れるものを見たい。

手塚治虫の作品の登場人物がそのまま出てくる。
ちゃんと読んでおけばよかったなあ。
娘が手塚ファンなので、コミックを借りよう。
ブッダとか、ブラックジャックを読んで、それから「ムウ」に挑戦かな。

コミックのページをめくったり、コマ割りが移動したり、お経の文字が崩れたり、と映像が大活躍。
太陽のような日の丸のような大きなボールも印象的。映像の高い技術に驚きです。
墨とか筆とかも効果的。
音楽（歌と演奏）も神秘的で美しい。
かわいくないアトムも、ずっと見ていると情が移るのか、かわいく見えてきた(笑)
アトムの結末って知らなかったので衝撃的。
カテコで袖にひっこむときの歩き方がツボでした。

お目当ての森山未來くんは、あの面子のなかで違和感なく踊っているのに感動!
ナレーションの声も心地いいし、かなり大きな役割を担っていたと思う。
映画やドラマでも活躍しているのに、どうやって時間を作って稽古しているんだろう。
付け焼刃ではできない。
（ダンスの）体づくりも怠らないんだろう。
綺麗な動きだった。殺陣っぽい動きもあり、ファンにとっても魅力的。
未來くんはなんのキャラクターだったんだろう。

頭が動かず、ちゃんとした文章になっていないが(^_^;)
この作品がダンス鑑賞初体験になった人は、次に何を観たら満足できるんだろうなんてちょっと心配になってしまった。
こういう作品に出会うには、とにかく劇場に足を運ぶしかないんだろうな～
今回は未來くんが導いてくれたけど…。
お金と時間があれば、もっともっとダンス公演を観に行きたい。
3月にKAATでやる首藤さんの公演も観たいけど、チケットが手に入るかな。