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カテゴリ:ミュージカル
ホテル街というロケーションが会場内の熱い空気をもっと熱くしていた。
今回のヘドウィグにぴったりのライブハウスでしたね。 9/8(土)17:00@shibuya O-east 山本耕史ヘドウィグは2007年と08年計3回観ている。 耕史くんのヘドウィグは切なく、ちょっと哀れで美しい。 でもその世界に私自身がどっぷりと入り込めたかというと、ちょっと違う。 熱心なファンがいる作品だから、逆に冷めた目で見てしまっていたのかも。←あまのじゃくだから(笑) で、今回の未來くんのヘドウィグ。 設定が日本の近未来になっていたり、ベルリンの壁が福島第一原発から20km圏内を囲む壁になっていたり。 その設定は胸が痛くなる。目をそむけたくなる。 でも、話が進むにつれ、そのこと自体は気にならなくなり、森山未來ならではのヘドウィグの世界にひきこまれていく。 日本語で歌っていることも、敷居が高かった作品を(私にとって)少し身近に感じた理由かもしれない。 とにかく、今回は森山未來の魅力にノックアウト。 一回しか観られなかったので、深く反芻することも難しいけれども、久々に胸の奥までガツーンときた作品だった。 歌も動きも未來くんでしか見られないパフォーマンス。 ああ、また観たい! 日替わりらしい即興セッションも楽しかった。 こういうやりとりが、客席をも巻き込むライブ感をさらに盛り上がるものにしているのかも。 私が観た回は「暗い森を迷い歩く。お腹も空いて喉も乾いて。やっと明かりが見えた。近づくと原住民が祭をしている。そして生贄に?」のような流れ。 声出して笑ってしまったよね。 (指定席1階5列目 一段上がった列でとても見やすかった) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 13, 2012 11:30:34 PM
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