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September 18, 2012
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カテゴリ:演劇
9/17(月)18:00@朝日カルチャーセンター新宿

講師 小田島雄志
    浦井健治(リッチモンド伯ヘンリー)

2年半前、ここ朝日カルチャーセンターで開催された扇田さんの講義「演劇とミュージカルの楽しみ」でも浦井くんがゲストだった。
まさか、これほどのファンになっているとはその当時は思いもしなかった。
人生何が起こるかわかりませんね(^_^;)
あのときはハイテンションで喋りまくっていて驚いたけれど、今回は落ち着いた口調で、でも作品に対する熱い想いを込めて語っていました。


まず最初の30分は小田島先生の講義。
初心者向けです、と断ってスタート。
手書きのプリントに沿って「リチャード三世」についてわかりやすく説明していきます。

「ヘンリー六世」三部作、「リチャード三世」などは歴史劇に分類される10作品。
同じイングランドの王は歴史劇ではなく、悲劇。
ストーリーとしては「ヘンリー四世」が面白いとのこと。
破天荒な遊び人である皇太子が、やがてイングランドの英雄と呼ばれるヘンリー五世として称えられる(現在の皇太子などかわいいものだそう)。

系図を使って、関係を説明。
先月、子どものためのシェイクスピア「ヘンリー六世・3部」と「リチャード三世」を観たばかりなので大まかな流れは頭に入っている。
登場人物の名前が同じだったり関係性が分かり辛いのだが、そのときの役者さんの顔が思い浮かぶので助かっています。
来月はこれが、岡本さんや中島さん、浦井くんの顔に変わってくるんだろうな。

先生の講義が終わると、2人とも立ち上がって「リチャード三世」の魅力について語り合います。
先生が促して立ってくれて、大変ありがたかった。私の席からは座っている浦井くんが前の席に座っている人の頭と頭の間からチラチラ見える程度だったから。
(以下は順不同。思い出せる範囲の内容です)


浦井くんは、
・お稽古場では8時間のうち6時間は見学。でも見ているだけでも惹きこまれる
(つまり、出番は遅いということね)
・リチャード三世とハムレットはお喋り
・ヘンリー6世からのリンクを感じる
・鵜山さんからは「色を変えろ」「音を変えろ」と指示される。役者を操るのがうまい

など、饒舌に語る語る。ときには先生の言葉を遮ってまで最後まで喋る(笑)
演出のネタバレでは?と思う箇所も。
本番で確かめよう!


書き込んだ台本を私たちのほうに見せて「汚くて、シェイクスピアに謝れと共演者に言われるほど」。
愛情たっぷり思い入れたっぷり、ちょっと自慢げにも見えましたね。
小田島先生はシェイクスピア研究の第一人者であり、さらにかなりの観劇ツウ。
浦井くんがヘンリー六世をやると聞いたとき、当初はシンプルすぎるのではないかと思ったそう。
(きっと細かな心のうちまで芝居で見せられるか心配だったのでしょうね。私も当時そう思っていました。だから3部作という長時間の芝居というのもあり、観なかった(>_<)一生の不覚!!)
でも、実際は違った。歌であれだけ表現できるんだからとたいそう褒めていました♪
「演劇界の宝物」というありがたい言葉も。

また、聴講生(というか浦井ファン)から、シェイクスピアの作品で浦井くんにやってもらいたい役は?という質問には、「あと5年くらい経ったらハムレット」と。
「ロミオは過ぎているからね~」とも。これには浦井くんも生徒も爆笑。
やっぱりロミオは若い役者がやる役なのね。昔は結構トウが立った役者もやっていたけどね~
やって欲しくない役は「マクベス」など悪役だそう。
彼は先生から見ても王子役者なのかしら。
ハムレットは役者なら誰もがやりたい役でしょうが、かなりハードルも高い、難しい役。
そんな役に挑戦できる日がいつか来るといいですね。
いずれはマクベスなど悩み苦しむ重厚な悪役もやってほしいですが。
今回のリッチモンド伯はあまり声も作らず、芯のある人間として演じたい。「自分と近い」とも言ってましたね。

「リチャード三世」の見せ場は小田島先生によると、やはり亡霊にうなされる場面。
亡霊たちの呪いの言葉。
そして、リチャードの内から放たれる言葉。
リチャードは悪役だけれど、芝居っ気もたっぷりで陽気。
以前観た市村さんや古田さんのリチャードもある意味陽気であったことを思い出す。
リッチモンド伯の台詞では登場場面が好きだそう。

普段は、なにも予習しないで(ときにはあらすじさえも読まず)観劇するのですが、今回ばかりは頑張って歴史の流れを掴んでから観ます。
浦井くんがどう演じるのかももちろん楽しみですが、「ロッキーホラーショー」で巧みな芝居を見せてくれた岡本リチャードもかなり期待大。
10月は新国立劇場で、シェイクスピアの世界にどっぷりと浸かります。
http://nnttplay.info/richard3/index.html








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最終更新日  September 19, 2012 10:20:35 AM
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