カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
オーディオマニアはそれぞれ皆さん、過去の経験や雑誌の受け売りがあって、それなりの「論」「理論」をお持ちだったりします。それが正しいか間違っているかは問題ではないので、何日間かに分けて、いくつか紹介しましょう。
トップバッターはワタシから。昨年末にML内で発表し、大ひんしゅくを買ったものです。 その名も「スピーカー・アイドル論」。アイドルはidol(アイドル)とidling(空転)に引っかけています。 スピーカー・アイドル論とは・・・ ビジュアル的にデビュー後1~2年が最良であるアイドルが多いことから、スピーカーも音的には鳴らし始め(新品購入直後)が最高であるとする考え。 どうだ。まいったか。 おろしたて直後がいいわけじゃない。 AVで言えば自己紹介っぽい1本目じゃなくて、初々しさの残る2本目3本目がオナ対象としてピークじゃないかと。 なぜそんな考えに至ったかというと (1) 努力(使いこなし)は才能(製品のポテンシャル)に及ばないと考えること (2) 工業製品である以上、使うと“劣化”すること (3) 飼い慣らしているつもりが、自分自身もスピーカーに“慣れる”ということ (4) 恋愛と同じで、使い込むと新鮮みが薄れること(つきあい始めが盛り上がり最高) (5) 定期訪問するお宅で、前の方がよかったと思うことが多々あること (6) 10年間AE2Signatureを使って、そう感じること(切れを重視するスピーカーなら尚のこと) (7) 多くのマニアは自分の音は昔の方がよかったとは認めないこと(投入資金/時間に対して状況悪化した意識が薄い) ほら、立派な考えじゃないか(毒 < 思い込み自由 思いつきじゃねぇんだ。 味方もおらず圧倒的不利の中、「スピーカー・アイドル論」に対してK君から提唱されたのが、「スピーカー・ナイスミドル論」。 ナイスミドル理論とは・・・ デビューしたての初々しさはないものの、熟年された演技・風格を身に着けた方の方が新人にありがちな一発屋とは違い、人の心に残る事が多い事から、スピーカーも使い込まれた方が良いとする考え あぁこっちの賛同者多そうだ(爆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 17, 2006 12:35:08 AM
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