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October 20, 2007
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自作はもちろんのこと、市販でもRushmoreみたいな、各ユニットごとにアッテネーターの付いたスピーカーの評価は本当に難しいと思います。
というのも、低音感を増すなんてのは単純な操作として、例えば口元の大きさを少し絞ったり、きらびやかさを増したり、多少音を前に出すように演出したり、なんてのが自在だからです。

まったくのオーダーメードではないものの、ジーンズの裾を詰めて、その人にピタリとあった格好にするみたいなもので、似合う似合わないはジーンズではなく、選び手のセンスに負うところが大きい。

つまりは、既製品なのに嗜好を入れやすく、音が悪ければ、より“自分のせい”傾向が強いスピーカーなんですなぁ。

今の音は、今の自分の嗜好には合っている。いや、ディスクそのものの音調や、体調や感情の起伏もあるので、平均して聴けば合っているという方が正しいかも。


2時間とかの長時間リスニングやディスクによって、耳障りになることがあって、久々にRushmore背面のアッテネーターを0.5dB、いやもっと低いレベルで、ちろちろといじっているところ。アッテネーターの魔法で、このちろちろでも変化の度合いが大きい。DG28で2dB動かしてもここまで変化はないのに。

測定を元に、部屋とのマッチングと左右スピーカーの音色差を重視したアッテネーター・ポジションなので、あまり動かさずになんとかしたいですね。

というような葛藤が、何年も続くのでしょう。





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Last updated  October 20, 2007 09:38:15 AM


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