ヒューズ様続報。
一言でいえば、「Rushmoreでは効いた!」です。
交換した直後は、音色が明るく(brightではなくluminousに)なったように感じました。中高域(Rushmoreのmid)に目立つ帯域が張り出し、呼応するようにベースラインが軽やかに。高級ドンシャリ傾向です。これはRushmoreのアッテネーターをいじりたくなるなぁ(爆 エコー感は1.06倍になり、繊細さ、躍動感、前後感は1.05倍になったかのよう。
もっとも、上記印象はディスク3枚ほど聴くと変わってしまいました。エコー感、繊細さ、躍動感、前後感の向上はそのままに、耳障りな帯域もなくなり(休憩を取っているので、耳の慣れではない)、ベースラインは帯域の伸びを残したまま軽やかさを保っています。オーディオ的地力がそのまま軽微に上昇した印象。
翌日、Rushmore付属のメキシコ産付属ヒューズにもう一度交換し、聴き比べてみましたが、上記印象は変わりませんでした。
というか、付属品に交換しなくても、以前よりわずかに良いことがわかります。
向上が「軽微」なのに「効いた!」と?
オーディオのアクセサリー類は交換直後はよくても(この時点で大騒ぎして盲目的に薦める奴が多い)、すぐにその効果を忘れてしまうモノが多いように感じます。
Isoclean Power Audio Grade Fuseがよいと思ったのは、その恩恵が継続して味わえたからです。1本3000円のヒューズはバカ高いですが、数百万円の機器に対し、1.05倍の向上を見せれば、それはそれは立派な“value for money”の商品ではないですか。
Isoclean Power Audio Grade FuseとRushmoreとの相性が良かったのか何なのか。それぞれの規格があるので、他の機器で交換してみるわけにもいきません。機会があれば、簡単に交換できる他の機器でも試してみたいと思います。