風邪を引いていた間、何をしていたか。
鼻が詰まった状態でオーディオしても、微細な音の変化などわからんでしょう。ただ、咳をして鼻をかみ、鼓膜だけはバカバカ動いていたので、耳のエージングには役立ちましたが(毒
先週末からちょうどTSUTAYAで準新作半額セールとなっていたので、DVDをレンタル、順次見てました。
例えば、
AVP2 エイリアンズ VS.プレデター
ジャンパー
スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
プラダを着た悪魔
アンパンマン
中でも一番面白かったのは、
男の私が見ても、
圧倒的に『プラダを着た悪魔』だと思われます。78点。
トレンディ・ムービーとしても、近年圧勝の一作でしょう。
【あらすじ】
公式HPによると、
この会社で、このままでいいの?
私って、本当は何をしたいんだっけ?
働く女性なら誰でも共感してしまう等身大の悩みを、華やかなファッショ ン業界を舞台にゴージャス&ユーモラスに描いた今年最高のビタミン・ムービー!
だそうです。
間違っていないと思います。(当然?)
そもそもこの話を“現実離れ”としか見られないなら、見る側の心がすさんでいるのでは。あとはファッションセンスが全くないとか
興行的にも良いらしいですが、この映画の成功は、
- とにかくテンポがいいこと。
- 基本的にサクセスストーリーであること。
- ファッションは、女性なら誰しも気になるから。
- ストーリー上、主人公(アン・ハサウェイ)に極端な失敗・成功がないのに、一連の流れとしては山谷があること。
- アン・ハサウェイと上司(メリル・ストリープ)の配役が絶妙であること。
- 主人公の彼氏(エイドリアン・グレニアー)が厨房見習い(?)と現実的であること。
- ただ目がでかいだけだと思ったアン・ハサウェイが、徐々に魅力的に思えてくること。
だと思います。
映画のバックを流れる曲もいいです。日本のCMでも使われた「KT Tunstall / Suddenly I See」は、早速iTune Storeからダウンロードしました。
日本でこのシチュエーションで映画を作ったら、間違いなく陳腐化してしまうでしょう。妙にコミカルに演じて、ドタバタドラマにするのが落ち。
あぁUSは偉大だな、と感じさせる一作です。