インナーイヤー型/カナル型のヘッドホンからしばし遠ざかっていました。
理由は年初に発症した耳鳴り(突発性低音障害型難聴)です。スピーカーでは大音量派の私もヘッドホンでは常識的な音量で聴いていましたので、ヘッドホンが耳鳴りの原因だとは思いません。でも毎日会社までの往復2時間くらい着用してましたから、さすがに気分的に(積極的に)装着する気にはなりませんよね。
(私自身はiPhoneで音楽を聴く習慣がなく、インナーイヤー型ヘッドホンは通勤時間に録画したTVを見るために使っていました。)
で、ヘッドホン放置だったわけです。
あれから約10ヶ月。
耳鳴りそのものは小康状態を保っています。いくつかの薬を服薬をしましたが、全て対処療法ですから、これが効いた!と書けるようなものはありませんでした。耳鳴り(突発性低音障害性難聴)の原因療法なんてないのです。今は服薬もしていません。
それより人間の適応力とはよくしたもので、耳鳴りはしているけれども、気にならなくなってきました。平素は意識の下に押し込んでる。脳内補正がうまくかかってる。
常時そういう状況ですね。朝起きた瞬間から耳鳴りに悩まされる、耳鳴りが大きく感じられて仕方がないなんてことは今はありません。
そんな中、オーディオも普通にしていますし、PCオーディオなんて今現在全てヘッドホンで判断をしています。
耳鳴りのためにオーディオ側で対策したことと言えば、多少高域にアクセントを感じる帯域があるので、Pass labs Rushmoreのアッテネーターの左側のツィーターレベルを落としたくらいです。
そろそろインナーイヤー型ヘッドホンを復活させて、様子を見てもいいかもね。
(続く)