オフコース / SELECTION1973-78
YELLOW MAGIC ORCHESTRA / BGM
乾杯(LIVE) / 長渕剛(EP盤)
あたりを試聴ソフトに選びました。その音の変化はバランス化によるものか,ケーブルのキャラかはわからないのではないかと想像していましたが,その通りでした(爆 たぶんバランス化の影響が大きいんでしょうけど。
原理的にバランス化はノイズ低減させますが,それが耳に訴える優位性を主張することはなく,言われればそうかもレベル。これはCHORD Symphonicは設計上手抜きがないことと,アンバランスの現環境がよいことを示しているわけで,悪い話しではないです。
ただし同じ音量にしてもバランス化すると遠くに届く浸透力のある感じはします。これがSNの改善であれば,あぁなるほど。そして締まってます。ややLeanでマラソンランナーの足みたいかな。筋肉質歓迎,でも細い。女性Vo.を聴けばセクシーさはないでしょう。
音はAudiotechnicaのカートリッジを使用し,解像度重視のケーブルをリクエストしたにしては,硬質でも軟質でもなく中庸に感じます。たぶん比較のROKSANのフォノケーブルがやや軟質傾向なんですね。
一昔前,ROKSANにはあった弾力感も失せてしまいました。バランス接続は音に厚みがでると言われましたが,厚手なのはアンバラのROKSANの方。これは解像度重視のトレードオフでしょうか。あるいは根本的にまだエージングが足らないのかもしれません。特にオフコース等聴くと,(そういうソフトではないのに)少しカリカリしたところがある。
さて。
ROKSAN純正品と新しいフォノバランスケーブルを少しだけ比べてみました。が,結果がどうであれ,当面フォノバランスでいってみようとは思っていましたので,しばらくこのままでしょう。カリカリはいずれ消えそうな気がします。
それよりも。
Symphonicの設定を少し見直したほうがよいかもしれません。また,プレーヤー自体を動かしてしまったので,その再設定をした方がよさそうです。