CHORD Symphonic(RCA)→ Pure Speed AX3-SPDIF(TOS)→ Phasemation HD-7D192(Clock 10M,SPDI/F RCA)→ CH Precision C1(Clock Audio In)
は、音量的にも十分です。0dB再生できます(爆 操作的にはホントに楽チンで、CD再生と同じ感覚でアナログ再生できました。音はこれがベストだと思えるにはほど遠いですが、今から20年ほど前の「CDのようなアナログ再生音」が喜ばれた時代にこの音を聴けば、狂喜乱舞したこと間違いないです。私的には「当初思ったよりはよい」でしょうか。
ただしAX3-SPDIFはオーディオデジタル機器としてはバックグラウンドノイズが大きく、最初はSymphonicのノイズが乗ったかと思ったくらい。さすがオーディ用途にも使える業務機(騒音計等)。シビアなマニアは受け入れにくいでしょう。ま、そんな方々はアナログディスクのデジタル変換なんてしないからいいか(笑
アナログディスクのデジタル変換は普通考えれば無駄です。一工程いらん手間が入り、質の悪いデジタルボリュームでアナログ再生することを大方のオーディオマニアは毛嫌いします。ただLP自体今や多くはデジタル音源で、それをわざわざLPにして、RIAA変換を喜んでいるわけですから、デジタル・コントロール・センター化くらい許容範囲でしょう。こういうのは感覚の問題で、受け入れられない人は出音の問題でなく受け入れられないはず。
そうは言ってもAX3-SPDIFを介した再生音は、決定的に何か足らない感じがします。同じ音量でプリアンプ Ayre K-1Xeを通した音と比べると明らかに躍動感に欠けるし単調。普通はこれを「音楽性はプリアンプが作る」と評してその必要性を訴える材料にするのでしょうな。。。
AX3-SPDIFが6万円という値段なりの音なのかどうかは、AX3-SPDIFが私にとっての初めてのADCなのでよくわかりません。少なくとももう一台別のADCを試してみる必要がありそう。
ACアダプター変えたら化けないかな(笑