LAN HDDであるNASは回転音という直接耳に入るノイズをまき散らします。そのNASをオーディオルーム Audio Barnの外に出すことで、また一歩部屋が静寂に近づきました。部屋が静かになれば、小さい音が聞こえるようになるのは当然で、2dBくらいは余裕で稼げるのです(iPhoneアプリ調べ)
それについては万々歳だったわけですが、不思議なもので、こざっぱりしすぎたというか、きれいな化粧が落ちて誰?と言いたくなる素顔が出たというか、とにかく音が好みでないのです。どういうこと? 思った通りにことは進まないなぁ。
NAS LaCie d2 Network2の移設で変わったこと。
- NASからMac miniまでのケーブル長が3m → 推定20mになった。
- 主にCat.6aケーブルだったのに、壁内はCat.5。
- 床上設置だったNASが棚上になった。
- 電源環境が違う。今度のNAS周りにはモデム内蔵ルーターや無線LANや他NASといったノイズ源だらけ。
その他いろいろあります。
とりあえずはLANケーブルを替えてみますが、LANケーブルに音色を大きく動かすほどのパワーがあるとは思えません。
予想通りNAS側を変更しても、Mac mini側を変更しても、大きな変化はないようです。ただしLANケーブルを数持っているとはいっても長尺は少ないので、Mac側はもう少し検討しないとだめだな。
壁内のCat.5 LANケーブルを通じることで音楽が味気なくなるとしたら、これはもう対応のしようがありません。無線LAN化するか、無線LAN子機を室内に設置してそこからお気に入りのLANケーブルを伸ばすか。NASをSSD化するか。
置き場所についてはアンダーボードを敷くことはできます。でも10m先の別室のNASにアンダーボードを敷いて、それが感知できるほどの耳を持っているとは自分自身思えません。
ノイズ対策はNASやルーターの電源周りはPlitron 100VA×2でアイソレートしていますし、Cat.6以上のLANケーブルを使っていますし、LaCie NASは金属筐体なので飛び込みノイズには強そうだけどなぁ。
(続く)