私はグリーンカーボランダム(金鋼砂、炭化ケイ素、以下GC)大好きで,一時超多用していました。10年くらい前は「ノイズを取る」と大人気だったんですよ。飽きて身を引きましたが最近再燃(笑
きっかけはHubとして用いていたBuffalo LSW3-GT-5NS/BKの下に,密閉ビニール袋詰めした200gほどのGC #40を敷いたところ,結構効いたから。実はノイズ吸収目的ではなく,LSW3-GT-5NSが軽くて動いてしまうので,その押さえとして袋詰めGCを用いたら結果的に,なのですが。
GCは安い。そして値段の割に優秀です。場所を選ぶものの,例えばカラカラになったPAD MIZUNOSEI AES/EBUケーブルに液体シールドの代わりに詰めれば,そこそこ敵なしのデジタルケーブルに仕上がります。ノイズ吸収と荷重の両面から作用するのでしょうか。10Mクロックの内部(基板上)にも仕込んであります。Pass Labs Rushmoreの200V→100Vステップダウントランスの端子部にも置いてあります。同じ砂系のジルコンサンドと比べても、ハンドリングもしやすいです。
そのGCですが,大好きの割には,#16,つまりは粒度の大きいGCを使ったことがありません。GCは粒度が大きいほどノイズ吸収効果が高いとも言われていますので,これはいい機会とGC #16 2kgをネットで購入,いろいろ遊んでみることにしました。これは店探しの手間を惜しんだだけで,砥石屋を細かく探せば半値くらいで手に入るはずです。
(続く)