カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
AE2 Signatureを買ったのがいつだかわからないのですが、たぶん1995年頃です。ということは今年で19年目。我ながらよく保っていますね。
AE2 Signatureは「外観がきれい」で「重量スタンドを別売」した、「高額小型スピーカーの先駆け」みたいなものです。今でこそ数百万円の小型スピーカーもありますが、当時9cmウーハー×2で30万円オーバーの値付けはある意味画期的でした。一線を越えた「アホの領域」だったと思われます。 AE2 Signatureのトップに埋め込まれた銀製のプレートが錆びるので時々磨いていますが、今でもエンクロージュアもきれいですし、ユニットもきれいです。AEはウレタンエッジがとやかく言われますが、そういうのはJBLのエッジがぼろぼろになった写真を見過ぎたか、雑誌の受け売りか、無知か、のいずれかだと思います。 できたそばから劣化していくのはどの素材も同じです。違うのはその反応速度であり、そのために触媒だったり加熱だったりが必要です。ウレタンの劣化は主に加水分解ですから反応を右に進めないためには…もちろん湿度に気をつけることもそう。そして光に当てないことです。その意味でほとんど外光を取り込まず、照明も暗い半地下のオーディオルームは格好の設置場所でした。しかも湿度が上がりすぎない。この環境はAE2 Signatureの延命に寄与したと思います。 Pass Labs Rushmoreもウレタンエッジのユニットがあるしね。 (記憶が確かならば)AE2 Signatureは、Luxman MA88 → Ayre V1 → Ayre V1X → Ayre V1Xe(and/or Ayre V3Mk2)→ Jeff Rowland Design Model 102S で鳴らして来ました。 次のペアはPass Aleph3の予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 17, 2014 12:14:42 AM
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