カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
上写真が水銀ケーブル。外見はなんてことないですが、どうも聞くと、当時芯線が抜けるケーブルを流用したらしい。 実際作り方は、
ただ言うは易し、行うは難しだと思います。公開したところで一般人は作れないし、歩留まりはめちゃ悪いからw さてこの水銀ケーブル、インピーダンスも何も関係なく、デジタルケーブル(S/PDIF)として使ってみることとしました。 こんなむちゃくちゃなケーブルでも、Esoteric UX-1 LimitedとCH Precision C1間でロックします。いろんな意味ですごいですね。 このご時世、上も下も伸びきった特性のアンプやスピーカーがもてはやされるし、実際現代オーディオ機器はそんなのばかりですが、「好きな音は?」だと「それよりもグッと狭い帯域が充実して鳴ること」という人が少なくないと思われます。そんな貴方にはデジタル用水銀ケーブルかもしれません。 何日も聴きましたが、ちょっとおかしい音がします。 ものすごいんです。なんというか、超ロースピード&狭レンジケーブルw だいたい普通は狭レンジデジタルケーブルなんて聴いたことがないのではないでしょうか。広いか並かで、狭いはない。 これ以外には。 スペック的に超見劣りする水銀ケーブルです。ところが何でもそうですが、図抜けると光るモノがあるのです。あまりに粘性が高くなったというか、遅すぎて揃ったというか、不思議な魅力があります。このみっちり感は何でしょう。現代のハイエンドシステムだからこそ、特定の曲を聴くときだけドはまりする一本、みたいな。 ラインで使っても似たような傾向だったし。いやぁ不思議だ。 実はこのハイレゾのご時世に、商品化の話もあるようです。世に出るでしょうか、水銀ケーブル(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2014 11:06:16 PM
|
|