カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
オーディオ機器に電源トランスをかませるのは功罪あって,功は1) 適切な電圧への変更,2) ノイズカット,3) 良い方向への音の変化,罪は1) 出費,2) トランス自身の発する異音,3) 悪い方向への音の変化と思います。
私自身その効果を認めつつもトランス自体の異音を嫌い,一度はオーディオルームから追い出した1,000VAと100VAのPlitronトランスですが,DC漏れを防ぐことで静かになることもわかり,とりあえず100VAを1台戻しました。順次再導入を検討予定。 まずはRoksan Xerxes20のフォノモーター用(100V)として。 俗にデジタル系とアナログ系の電源を分けると言いますが,今の機器はもっと複雑です。これは機器のデジタル制御もなく,スイッチング電源もデジタルアンプもない頃の話と思います。そもそもの消費電力の大きさによっても違います。最大のノイズ源がパワーアンプであることは珍しくないはずです。 私も経験上というか,現環境だとパワーアンプ又はモーター系(回転系)とそれ以外に分けるのがベスト,つまり我が家ではパワーアンプ(アクティブスピーカー)は既に独立しているので,他と混ぜない方がいいのは,モーターを積んだEsoteric UX-1LimitedとXerxes20と感じます。 とはいえ家を建てた時には今ほど機器数が増える想定もなかったため,元々オーディオ用分電盤には4回線(+映像用1回線)しか引いていなかったのです。後から2回線増やして,今ではオーディオ用の回線は6回線。以下となっていました。 1. Pass Labs Rushmore L(200V→特注トランス→107V) 2. Pass Labs Rushmore R(200V→特注トランス→107V) 3. CH Precision C1(100V) 4. Esoteric UX-1Limited(200V→DENKEN→103V/60Hz) 5. Phasemation HD-7D192,謎10M(100V) 6. Ayre K-1Xe,Chord Symphonic,Roksan Xerxes20(100V) -------------------------------- 7. Mac mini(100V) 1~4までは1回線1機種1ブレーカーですが,5,6は違います。7は家庭用からオーディオルームに引っ張っている回線です。 元々6が窮屈だったのと,モーター系を分けたかったので, 6. Ayre K-1Xe,Chord Symphonic(100V) 7. Mac mini,Roksan Xerxes20(100V) としました。音楽再生専用Mac miniとアナログの電源が同時に入ることはオフ会以外ないので,同居でも問題ない(はず)です。ただし気分的な問題と家庭用電源から取っていることを考えれば,何らかの対策はしかるべきなので,とりあえずPlitronを復活させたわけです。 ただ,モーター系こそオーディオ用電源を,という説もあります。現状音を聴く限り悪影響はなく,よりS/Nが上がったように感じますが…。アナログの使用頻度的にもこれで落ち着いてくれるとありがたいところ。 しばし様子見ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 23, 2014 10:49:36 PM
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