カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
我が家に戻り,びーぐるさん宅と同レベルの音量で,同じ曲(山下達郎の It’s a poppin’ time から「Paper Doll」)を聴いてみると….うを,こんなでかい音だったのかよ。いくらうちの家族の眠りが深いとは言え,21時過ぎに出せる音量じゃありません(苦笑 夜聴くと同じ音量でも昼間よりも大きく感じますし,実はスピーカーから試聴席までの距離はびーぐるさん宅よりも我が家の方が長いのです。 びーぐるさん宅のAnat Reference Professionalのガチガチアルミ製エンクロージュア&アルミ振動板と,我が家のPass Labs Rushmoreのポコポコチェリーのエンクロージュア&ペーパーコーンの比較は,今さらですが全く出音が違います。世のハイエンドの風潮は,間違いなく前者でしょう。今さら言うまでもなく,PerspectiveよくleanでHigh resolution。Rushmoreは高能率ユニットを用いたアクティブ駆動のため,軽々と伸びやかに仕事をこなしますし,聴感上広レンジだとか,小音量が得意だとか,メリットもあります。が,一方で音に重みがないとか,ある程度の音量以上ではエンクロージュアのキャラが乗りがちとか,オーディオ的快感打音が苦手だとか,そもそも解像度では太刀打ちできないとか,いかんともしがたいところも。 Anat Reference Professionalが「雷」ならば,Pass Labs Rushmoreは「風」のような感じです。光が消えるような立ち下がりと,泡がはじけるようなそれ。 ただ,普段はRushmoreで聴かない大音量も,印象は別に悪くない。聴くに堪えないとも,聴く気が失せるとも思いません。音があまりこもらないのは,よくも悪くも木造住宅で抜けるからでしょう。まぁ対レジェンド比較で善戦なら,それだけで十分かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2014 09:32:27 PM
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