>さてクロスの色は何にするか。白は新鮮味がない。黒は高さは協調できそう。柄物は飽きるかな。
楽天で購入した開口部クロスが届いた。注文色はネイビー。写真は光の加減であり実物はもっと紺に近い。天井に伸びる青のラインに違和感を感じるオーディオマニアはそうはいないと思う。オーディオは青でしょ。
実は木枠だけで20m弱だから、余裕をみて購入したつもりだったが、足らなくなるミスを犯した。クロスは在庫がなくなるとそれっきりのことも多いので、追加注文できてよかった。
これを20m分の木枠にスピーカーのサランネットの要領で、電動タッカーで取り付ける必要がある。
見た目重視で、枠の分割はやめて1本で行こうと決めた。大開口部は6箇所と書いたが、実は大きさは3パターンあった。ライティングレールと半地下に降りる階段都合だ。そんなこともやってみると気づく。もちろん家の図面にはそう書いてあった。
もともと使われていたのは40×30mm角で当然既製品だ。40×30mmで長尺の木の棒をとなると垂木。その前に4000mmの赤松垂木の在庫とDIY店の軽トラレンタルのタイミングと休暇とが合わない。ある程度は店で切ってくるとしてもそんな長尺は自家用車に積めないもんな。
垂木は発注。ただ来る前にも考えることは色々ある。前記した一ヶ所ずつmm単位で異なる枠の遊びをどうするか。取り外せるようにするか。というかどうやって取り付けるか。前はクロスの上からインパクトドライバーで80mmネジを打ち込み、ネジ穴隠しで蓋をするという割と強引な手法が使われていた。今回それは避けたい。
見栄えと遊びはカットアンドトライ。考えるのが楽しいのはある。
DIY店に軽トラを借り垂木を運んで、開口部木枠の割とガチな木工をオーディオルーム内で行う。で、mm単位のカットアンドトライは早々に止めた。所詮薄暗い部屋。皆同じに作り見た目だけ整えた方が早い。そもそも遊びがあるなんて14年も気づかなかったではないか。
(その手間を木枠の塗装に回した方がよい。青生地だとダウンライトで垂木が透けるから木枠表面は青の水性塗料で塗装したのだが透けなかった。塗装より木枠をやすり掛けすべきだった。垂木は下材で表面加工が全くされていないから、そちらの方がクロスへの影響が大きい。試してから塗ればよかった。反省。)
大きな工程が抜けていた。垂木は建築部材で釘やネジで止めるものなので精度はなく、基本的に反っている。だから元々は木ねじで打ち込まれていたのだ。
特に今回更に長尺に挑んでいるから尚の事。反っているとそこが浮いてしまう。反りの少なそうなものは木枠を組んでしまったが、それでも歪はある。関係Youtubeを見ながら根気よく修正だな。先は長い。