カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
>垂木は建築部材で釘やネジで止めるものなので精度はなく、基本的に反っている。
反りは意外にどうにかなりそう。一部ゆがみ/ねじれが大きかったものは組み直したし、水を吹きかけて十分な重しを置くという古くからのテクを使ったが、インパクトドライバー様々で強引に平面を作り出せた。つまりは枠を組む時が一番大事。 ちなみに壁への開口部枠の取り付けはタッカーで打ち込んだ強力面ファスナー♂♀を使うことにした。面ファスナーはamazonで購入。会長宅の立派な枠も実は面ファスナーで着いていたが、ずれたことも落ちたこともないとのことだった。前例に倣うのが確実だろう。 この上にクロスをタッカーで打つ。木工も塗装も確かに大変なのだが、やり直しがきくので緊張はしない。約10m 2万円の布を切るみたいな、後戻りできない作業の方がよほど一歩が出ない。どう失敗してもいいように左右15cm以上も余裕をみたのに。断ち切りバサミも購入した。 オーディオルームは蛍光灯下ではないので、生地はもっと青くてもたぶん大丈夫だった。音への影響は知らないが、気持ち厚手&縦横伸縮素材にしたことで作業はめちゃ楽になった。仮に隠し釘を打てもこれなら多分目立たないだろう(結局打たなかった)。 ようやっとタッカーを試す時が来た。 一番触れぬであろう視聴席から遠い奥の開口部から手をつけた。 タッカーは簡単。でもクロスの扱いは改善の余地あり。木枠の面ファスナーが強力なので貼ってから間引いたが、貼り方は賢くなかったな。次の開口部はまた改良である。残り5ある。自作は最後ほどよくできるので同じものはないのだ。 近くで見れば荒だらけだが、席から見えないので別にいい。いいじゃないか。 ステーブルや面テープ等は足らずに買い足した。新規電動工具を除けば、総額3万円強で収まったか。クロスや木枠への投資はいくらでもできるので、今回がたぶん最小金額だと思われる。 カットアンドトライで行っているため2日で一枚作成ペース。でも雑に作りたくもない。クロスの扱いや面ファスナーの長さにも工夫しながら進めた。 結局タッカーを使い始めてから6箇所の大開口部を作り終わるまで、5日以上かかった。
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Last updated
May 20, 2023 07:11:35 PM
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