うちの部屋は響き多めなので、反射対策系アクセサリーは音の影響がわかりやすい。
オーディオ用途でなくとも、ずっと革のカーペットと50cm角のタイルカーペットがいい働きをしてきて、タイルカーペットの枚数で響きを調節してきた。
壁の隅とかスピーカー間とか、非常に長い間敷きっぱなしだったところもある。色違いを利用してグラデーションによって部屋を広く見せたり、音場に広がりを感じさせたりもできる。音は視覚に左右される。これはマジ。
オーディオルームは木板の床が多いと思うが、絨毯/カーペットを敷くにも色々な流儀があるだろう。自分の場合は上記の通り、壁の隅とスピーカー間が良さそう。
ただ放置は悲劇を生む。長らく敷きっぱなしにしておいたら、DIY店で買った安物のタイルカーペット裏のゴム?が床板のワックスを溶かしたのか、とにかく床板がボロボロではないか。変色もしている。 加えて絨毯側にも真っ白なカビが結構な面積に生えてた。マジか。安物を使うんじゃなかった....
もう卒倒しそうになりましたわ。
板側は後日考えるとして、泣きながらお掃除した。その数50cm角20枚分。いやいやカビに気づかないとは大失態だろう。換気はしているし一年を通じて部屋の湿度が高いわけではないが、色々心配になった。
一時的に。
悪ゴム同士を重ねて毛で受けたもの(つまりはタイルカーペット2枚で一組)を、スピーカーサイドの部屋の隅に敷いた。かつ吸湿できるよう、絨毯下には紙を敷き詰めた。床を隠す意味合いの方が強い。
音的にはいつの間にかスピーカー間は絨毯などなくてもよくなってしまっていた。これも気づかなかった。
スピーカーの配置を変えていないのに、そのサイドのカーペットの必要箇所が変わるというのは非常に不思議な気がする。もっとも音はこの部屋の中を340m/sで駆け回っているので、何をやっても変わりにくい場所もあれば、そうでない普遍的な場所もあるのだろうな。それにレコードラックも変えたし、Blogに書いていないが、床で作業しないようIKEAの机 LILLASEN(リルオーセン)も入れたから、340m/sの当たり場所も変わったのかもしれない。
いやそんなレベルではないくらい床板ショック・カビショックはでかい。
安いタイルカーペットは近い将来に全廃予定。床をリペアするなら大ごとの予感。