カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
オーディオ雑誌の購入を止めたのはこのblogの休眠中だったと思う。
オーディオアクセサリー誌やanalog誌についてはスパッと止め、ステレオ誌は自作とか気にいった特集時だけ購入。資料的価値の高い管球王国誌は購入してはいるが新刊購入は止め、中古本に頼ることとした。古本屋の店頭やオークション等でたまたま目にした時だけ購入。なかなかそろわないがそれで全然かまわないのだ。 大量のオーディオアクセサリー誌は売ろうにも売る先さえ見つけられなかったので、古紙として処分。無線と実験誌とステレオ誌もAudio Basic誌も基本的には同様だが、こちらはばらしやすかったこともあり、必要な記事を製本化するというなかなか暇なことをした。 問題はステレオサウンド誌(以下SS)だ。本腰を入れて買いだしたのは80年代後半の、自分が大学生の90何号からだと思う。さすがに100号以下の古いものは既に処分した。今は105号以降は全号そろっている。 今のようにインターネットもなかった時代は、このSSがブランドや機器へのあこがれを高めてくれたのだ。過去我が家にあった LUXMAN MA88も、WADIA15iも、KRELL MD20も、AYRE V1もV3も、今も我が家にあるACOUSTIC ENERGY AE2Signatureも、AYRE K-1Xeも、SSが入口だったと思う。 季刊だから四半期に一冊SSが増える。部屋の本棚にSS枠を設けてきたが、数年前からそこもいっぱいになり、新しい号は積読状態に。どの雑誌も5年に1度くらいはパラパラ目を通してきたし、こういっては何だが、今のSSより20年30年前のSSの方がはるかに読んでいて楽しい。 が、さすがに処分に入りたい。 ところがこれが完全に処分時期を逸した。今や中途半端に古いSSを買い取ってくれる店はないのだ。 オーディオショップは3件問い合わせ全滅、古書店数社は条件が合わず(例えば持ち込みならOKとか)断念した。超大手のブックOでは一冊5〜10円、でも買い取ってくれない店舗もあるからよくわからない。店によって違う? 我が奥様は手間を考えれば、古紙リサイクルに出してポイントを貯めた方が高いという。1kg=10pで、500p分貯めれば50円分になるのだとか。 SSは紙の厚い高級オーディオ雑誌だぞ。30年も持ち続けて古紙は忍び無い。 が、オーディオアクセサリー誌同様、結局はそうなった。手がない。 オークションやメルカリに出せば値は付く号があるかもしれないが、それには保管し続けないといかん。片付かないからそれは避けたい。 それでもSSが重すぎて1回ではとても無理。とりあえず2000年まで。もっと新しいと様相が変わるのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 22, 2023 06:34:10 PM
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