カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
一番剥げていた床板は突板をはいでみた。下の写真の青テープ内がそれ。下地がむき出しでこれだけ見れば結構衝撃的だが、自分はそうでもない。
青の周辺の白っぽいラインが自然に?剥げ下地が見えた箇所。結局これが目立つのだ。そしてささくれ立つ。 1mmもない突板を剥げばその下は凹凸のある合板だから、まずはパテで埋め平面にする必要がある。パテは色がグレーで安かったアクリル系を購入したが、アクリル系は(床板修理用と説明にはあるものの)あくまでも隙間を埋める目地補修用。固まるまでは加工しやすい反面、柔らかいのでやすり掛けもしにくく床には向かない。ここはエポキシ系にすべき。でないと凹む可能性も高い。 と、やってみてわかったし、こういう実体験は無駄にはならない。ささくれた白ラインを埋めるならアクリル系で十分。 剝げた箇所のリペアは、パテ埋め、床用シール、0.6mm突板の3パターンを行ってみた。 手間はベースのやすり掛け(平面出し)次第か。これをサンダーや手慣れた手技でできればどれも大差ない。ただ、購入のしやすさや色変更等の再チャレンジを考えると、床用シールが圧勝だと思う。もっとも方や木で方やPVCなので光沢も質感も違う。常に薄暗いオーディオルームだとよくわからないだろうが。(少し探せば突板シールもあるような気がする。) アクリル樹脂のパテ埋めも面積次第。小面積ならパテで十分だし簡単。しかもパテは後から着色もできると説明書きにある。 ただ修理直後の感じだと、素材感さえ合えば突板補修が一番良さそうではある。そりゃそうか。色よりも木目模様よりも素材感。我が家は色目木目がランダムな仕様だから。 引きで撮ったが、意外にどこを何で補修したかわからないのではないだろうか。上段の写真の青枠箇所もわかるまい。少なくとも突板が剥がれて白く見えた下地箇所は非常に目立たなくなった。パテのグレーがムラになって見えるが、ちょいと着色すれば、あるいは逆に削ればもっと修理箇所が目立たなくなる気はする。 実はこれで完了とは思っていない。耐久性というか、半年ほど見て、反ってきたとかはがれてきたとか確かめたい。追加作業はそれから。 半年経って大丈夫であれば、大規模修理を業者に頼まないででよいかもな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 4, 2023 09:09:17 PM
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