カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
オーディオマニアは使いこなしの名のもとに、純正品や付属品から離れていく傾向がある。オーディオアクセサリー・ブランドの商材を褒めたたえる傾向がある。これは機器メーカーの予算とか安定供給とかを考えればごもっともな一方、業界の煽りの影響も大きかろう。その音の変化にやりがいを見出すマニアも多い。
自分もそんな一人だったし、今も脱却したわけでもない。 アンプやプレーヤーで付属のケーブルを使っているのは、EINSTEINのモノラル・フォノイコライザー The Turntable's Choiceだけ。他はケーブルを変えたり脚を変えたり。 AE2 Signatureのスピーカーもスタンドも例外でもない。スタンドそのものはオリジナルを脅かす存在は皆無だが、スパイクは20年近く前から純正品ではなくカイザーサウンド/ローゼンクランツのエコブラス製スパイクを使っている。これ、今は無き吉祥寺のJazz喫茶Megでカイザーサウンドの試聴会があったときに抽選で当てたことがきっかけだと思う。8mmタイプの52.5mm長(SK-52.5:12,000円 税別/4本)。 エコブラスとは銅と亜鉛にケイ素を添加した黄銅合金のこと。あまりオーディオ業界では表立って流行らなかったかな。 AE付属品よりも鈍角なスパイクの、若干つるっとした素材感が気に入ってそのまま。8mm径がそのまま使えたことがもちろん理由としては一番大きい。 スパイク受けの方は色々変わったが、今はカーボンの積層。同じローゼンクランツのPBシリーズが居つくことはなかった。そちらの方が有名だったとは思う。それがいいわけでもないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 9, 2023 12:00:22 AM
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