カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
基本はわかっていても、なかなか現実が追い付いてこないもの。スピーカーのセッティングも三角形は皆守っているとして、教科書通りには正三角形か。これがなかなか。壁からの距離とか見た目とかケーブルの長さとか戸が開かないとか、なにか制限はあるものだ。
この広い20畳ですら制限があった。収納を優先したから。あと動線。スピーカー後ろにCD/SACDや雑誌類があるので、そこに行く必要は(今も)ある。 ここにきて大きく整理して雑誌もディスクも減らした(本を取り出す必要がなくなったことは大きい)ことから、センターにあったクアドラスパイアのラックを10cm奥に下げることができるようになり、AE2Siganatureを前に出せたことで150cmの正三角形配置が可能になった。 AE2Siganature奥にあったパワーアンプ Pass Labs Aleph3の場所を移せたこともある。本来パワーアンプはどこに置いてもいいしAleph3は25cm角で大きくもないのだが、Aleph3は4面ヒートシンクむき出しでこれが結構危ない。何度素足で踏みそこなって出血したことか。だから健康面でも動線大事。 AE2Siganatureは非対称なので筐体センター→センターで測った時の150cmは、今までより10cmほど長い。 あまり最新曲で試聴しないので、大村健司 / Left-Handed Woman(Ripping 44.1kHz AIFF)、山下達郎 / 僕の中の少年(同)、Herbie Hancock / Dis Is Da Drum(同)、Jacob Karlzon Trio / How Innocent(同)、米津玄師 / M八七(AMHD)あたりで試聴した。 なにせ20年以上もAE2Siganatureを使っているわけで、正三角形配置も全然初めてではない。というか何回目かも覚えていないくらいだ。が、場所が数センチも変われば成果も大違いで今回は可能性を感じる(笑 基本は大事だな。とにかく再生は動きでありグルーヴであり、次が定位。低音がとか細かさとか明瞭とか奥行きとか、割とどうでもいい。少なくとも今のAE2Siganatureには求めていない。 場所場所で制限と抗いながら最良の音を求めているわけで、今回もそうしたい。こんなことを無限に楽しめるので、オーディオは(よいものを買っておけば)安い趣味だなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 13, 2023 12:00:23 AM
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