カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
東京インターナショナルオーディオショウ(以下TIAS)も他のショウもそうだが、クラシックやオペラの苦行みたいなデモからは相当逃れられるようになった。一昨日書いたTIAS参加者の平均年齢とは関係なかろう。こう言っては何だが、業界が古のオーディオ評論家やオーディオ雑誌の呪縛から解けたのだと思う。クラシックが崇高で機器の値段に見合う音楽という認識がなくなった。
もっとも自分はクラシックには今も馴染めないが、ジャズを聴くようになったのは間違いなくオーディオショウのせいだから、悪いことばかりでもないけど。 【エイアンドエム(A&M LIMITED)】 ハードロックタイムみたいな80年代初頭のヘビメタやハードロックをアナログ盤で流す1時間があったので長居してしまった。正直選曲は自分より5歳くらい世代が古かったが、さすがにそれは贅沢というもの。堪能できたし、ゆっくり休めた。 AIR TIGHT + AVALONが好みかというと別にそんなことはなかった。この選曲だけならJBLの方がよさそう。"音が"より"曲が"、で聴いていたのだ。座った席もスピーカーから遠くなくてよかった。 エイアンドエムのブースは大部屋というわけではなく、座席数は20人くらいだったか。それでも音圧82dBくらいだそう。どこのブースも共通して音が小さく思ったのは自分だけだろうか。私が普段でかい音で聴きすぎなのか? 東京国際フォーラムの各部屋は基本的に防音である。うなぎ屋が匂いで客を呼ぶように、ブースも音量で客を呼んだ方がいいと思うが、紳士協定でもあるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 7, 2024 07:24:57 AM
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