カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
【リン・ジャパン(LINN)】
自分の周りもLINNユーザーが多い。実際ご近所の故ダブルウーハーズ会長もKOMRIやKLIMAX DSMを求めたし、知り合いのLP12の台数だけなら人数より多いかもしれない。実は自分もLINNユーザーで、PURiFi ライントランスをモノで使用中。過去はDVDプレーヤーもケーブルも使っていた。 ただそれでもLINNをブランドとして愛しきれないのは、メーカーがフルパッケージ志向なことと横サイズが小さかったこと。400mmのフルコンポサイズが好きだから。 そんなLINNは、特にDS以降はブランドとして(上流から下流までの)コンセプト最先端な印象はある。 TIAS前、自分のX (Twitter) 上ではLINN 360に対する評価がめちゃくちゃ高かった。これはすごい、聴いたことがない、音楽しかない、と。 今回、LINNのブースでは 360 Passive with Aktive Bass / Klimax DSM/3 / Klimax Soloと、360 Exakt Integrated Aktiv / Selekt DSM Edition HUB の双方をいい場所で聴くことができた。タイミングなのか、いつもあまり混んでいない。ユーザー多いはずのになぜだろうか。 360の音に腰は抜かさなかったし、めちゃめちゃすごい音だったかといわれると既視感はあった。前機350の印象というわけでもないだろうに。 LINNは惚れた人が絶賛傾向にあるので、普段興味がない人と感想に乖離が...他のブランドより大きい気がする。 それでも360の作りの良さや塗装の美しさ、(おそらく)家に入れた時の適切感は半端ないし、これはコンセプト的にも値段的にも”終のオーディオ”だとは思った。ハイエンドオーディオは機器を分けて分けてとしがち。LINNはそれに真っ向から反対だもの。仰々しくないこれからのオーディオ。生活にはそれがよい。 360 PWABもExactはドライブ・ユニットは共通。アクティブかパッシブかだけの違いではなく、Exactはクロスオーバーもデジタル処理のようだが、音場補正機能 Space Optimisation が効いているのか、双方超高次元で良い。音場補正は今後のオーディオでは必要な機能だと思うし、自分は欲しい。 あと、自宅のシステムが既に組み上がっているから買うことはないが、Selekt DSM-EOAのようなネットワークプレーヤー・インテグレテッドアンプはこれからの最適解じゃなかろうか。背面展示good。オーディオマニアが知りたいのはリアパネルなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 25, 2023 05:05:41 PM
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