カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
何回書いたかわからないAcoustic Energy(アコースティック・エナジー)AE2 signatureの話。 そのAE2 Signatureが極めて良い。もちろんセッティングかもしれないが、なにせ25年も使っているのだ。 プリアンプはAVアンプ SONY TA-DA5600ES(本機は金井丸モデルだけど)、パワーアンプはPass Labの小型 Aleph 3をモノラルで。1,000VAのトランスを使い、電源は50→60Hzにしてはいるが、家庭用電源から取っている。全て奢っているとは言い難いが、決められた条件で求められる以上の結果を出すのがAEだ。 AE2 Signatureに自分が一体化した感じがするくらいのフィット感。 購入時はもちろん憧れでもあったAEが立場的に上、それが使い込んで並んで、”好み”や”流行り”や”飽き”や”自分が設定した限界”を含めて自分が追い越した。今では考えられないモンスターアンプをあてがい、バイアンプにもした。 普通はここで買い替えだ。 が、AE2 Signatureのあまりの作りの良さに売る気にはならなかった。一生手元に置くつもりだったし、だいたい今の20畳の部屋はそもそもAE2 Signature用に設計したものだ。お金に困っていなかったこともあろう。高額のPass Labs Rushmoreを導入した時も、きちんと2ndシステムに収めた。 それを通り過ぎ付き合い続けた今、AE2 Signatureの定常と自分の劣化が相まって蜜月になった。聴いている時間はメインのPass Labs Rushmoreよりはるかに長い。オーディオ機器の、音の向こう側を見た。 客観的に聴けば理解しがたいかもしれない。大した音ではないのかもしれない。ただこれこそ誰かに聴かせるものでもない、自分だけの至福。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 18, 2023 09:40:24 PM
|
|