カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
自分は大地アース(接地)には熱心だった。家を建てた時に施工もした。が、それでも仮想アースも取り組みたくはなる。
ただ、オーディオ価格のアクセサリー商品には嫌気がさし、結構仮想アースを自作した。100均やDIY店でケースを買い、スピーカー端子をつなぎ、中身は金属板、金属粒、箔、木炭、液体などなど。Blogをさかのぼれば、仮想アースを利用して地元の温泉水で電気分解を目指した記事が2011年にあった。オーディオ機器の電位差利用だが、あほちゃうか。 10年以上前からバカなことはしていたのだな。 ずいぶん作ったらしい。今年7月、こういった自作品をばっさばっさと捨て去った。もう効果もよくわからないのに、売るにも困るような自作は止めようと誓わせるには十分な数だった。しかも不燃の金属は廃棄にも悩む。 矛盾するようだが、自作の仮想アースの効果には結構懐疑的だった。作って満足というやつだし、作ったからには効果があってほしいという願望は強い。これらDACにもプリにもフォノイコにもつないだが、極めて冴えたためしは無い。(正確に言えば、コンデンサ・タイプの仮想アースは、端子を選べばAVアンプには非常に効果があった) では製品はどうか。自分はサンシャインの薄型アンダーボードを多用しており、機器の空端子をそれらにつなぐこともできる。気のせい<=効果ありな感じで活躍する印象だから、今もつないだりつながなかったり。レギュラーで、無線LANルーターとユニバーサル・プレーヤーとDACの電源部とはつないでいるか。 だから本筋ではなく止めておいてもよかったのに、興味が勝って オーディオみじんこ SILVER HARMONIZER XLR 2本を導入した。お値段税込み9,800円/本は気分が浮ついているときに、ふと見かけるとヤバいタイプ。というか、たまたま中古で見つけてしまい即購入となった。仮想アースは以前より値段がこなれてきたのだな。この場合、製品を使っているという信頼というか、存在が大事。 実際手に取ると、作りは自作品の100倍は良かった。大変気に入った。長く使うならこうでないとね。一方、重さはイメージより軽かった。個人的に見た目より重いのは、第一印象上大事かと思う。 HPに"仮想アース効果はDACやCDプレイヤー等のデジタル信号を扱う上流の機器で"、"ハーモナイザーとしての効果はプリアンプへの使用が最も大きな効果”とあったので、DACであるCH Precision C1のAES/EBU入力やAyre K-1Xeのラインアウトでまず試す。(ハーモナイザーって何よ?) 再生機器はSonore OpticalRenduで、roonに任せた。楽曲/アルバムは 山下達郎 / JOYとかMadonna / Vogeu (The Immaculate Collection) とか CH Precision C1はアース周りが実は凝っているし、専用ピンで選択もできる。接地もしているからか、SILVER HARMONIZER XLRを抜き刺ししても、音の変化はほぼ感じなかった。もうちょっと破壊力があるかと期待したのに。天然鉱石 充填系アクセサリーは自分には合わないか⁉ 同じ1本を使うなら、不思議なことにK-1Xeの方がよかった。K-1はXe Ver.になって3Pの接地が切れている。音色もバランスも特別な変化はないが、350cm天井が更に10cm高くなったような空間の広がりはある気がする。そしてK-1Xeは内部がほぼほぼ左右対称の作りになっているのに、Lchの方が効果が高い。部屋の微妙な左右非対称が感知できるようになったからだろうか。 SILVER HARMONIZERを刺すところはいくらでもある。2本あるから、組み合わせ含めてこれからゆっくり試せばよいのだ。繰り返すが、存在が大事なので効果云々より見た目や作りがよいものが好きだ。SILVER HARMONIZERはたぶん我が家に長居すると思う。 それに近々新しいお友達もやってくる。そちらの方が廉価なので効果があるとうれしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 10, 2023 05:01:27 PM
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