過去Blogに書いたかと思ったら、書いていなかった。検索に引っかからない。
もう今からン十年前、家の前に当時全日本プロレスだったジャンボ鶴田選手が越してきた。引っ越しの挨拶に来てくださり、お話させていただいた。鶴田選手は、180cm近くあった自分よりも一回り以上大きかった。存在が偉大だった。
偶然の喜ぶべき事態。プロレスは毎週TVで見ていたのだ。が、自分はプロレスの入口がタイガーマスクで熱烈な親日派/UWF派だったのだ。だからアホな自分は鶴田選手にサインもいただかず、親密なご近所付き合いに発展するわけでもなかった。(母親はしていたかもしれん)
鶴田選手はその後10年もしないうちにお亡くなりになられたのは、ご存じの通り。全日はG馬場/鶴田/天竜の時代から、三沢/川田/田上/小橋の四天王時代に移った。更に馬場さんが亡くなり、全日からNOAHが分裂し...となる。
格闘技全盛の、90年代後半2000年代になってもプロレスは見ていた。
引退したレスラーが飲食店を開くのはよくあること。松永光弘選手のステーキハウス・ミスターデンジャーや川田利明選手のラーメン屋 麺ジャラスKが都内にあることも知っていた。
が、まさかよく通る道に元レスラーの店があったとは知らなかった。田上明さんの店、ステーキ居酒屋チャンプだ。
この店に関しては、検索をかけるとよく出てくる。だから説明は省く。田上さんのインタビュー記事もあるから、開店経緯も含めてそちらの方が詳しい。
ステーキもちょうど食べたかったところだ(9月の那覇でも食べたっけ)。ネットメニューを見るとランチの方がお得感があるものの、18時前に夕食で出かけた。場所は車でないと行くのが難しい。
大きな店ではない。20席くらいか。店内には選手時代の写真があちらこちらに貼られていた。もうそれを見ているだけで楽しい。
ご本人はいらっしゃらなかったが、その方が緊張しなくていいや。
200g ステーキセットを頼むと、ウソでしょというくらいの数のソースが出てきた。ここはステーキ皿の肉を小皿のソースにつけて食べるようだ。だから一人何皿も皿を使う。ソースを混ぜて新しい味を作るのも薦めている。
肉の焼き方指定はなく、よく焼かれていた。そしてその肉はちょっと驚くほど柔らかい。一体どう処理しているんだ?
家族全員うまいうまいと大絶賛。もう50g、もう100g多くても全然食べられたと。これステーキに対する最大の賛辞じゃないか。
上記した通り、ここは通り道。また来ることは必ずあろう。そして居酒屋なのでメニューはステーキだけではない。他もおいしそうだ。
ただ。自分たちが訪れたのは日曜日だったが、19時前になると地元民がわらわらと集まり始めた。そうなると内輪話で一般客は肩身が狭い。やはりランチか夕方早い時間に行くのがよさそうだ。